お金と仕事と家庭の問題って根本は同じ~前編~
今週は色々と思いすぎて、長くなるので前編後編に分けて書きたい。今回はお金の問題だ。
やめるべきか迷う支出
今週はこんな本を読んだ。
この本では1週間分の項目ごとにその範囲内で収めたいお金(特に食費)を現金にして財布に入れて、そのお金からしか使わない。使ったお金はレシートなどを見て全て記録することが提案された。
全て見える化してやめられそうな項目は省いていく――先日読んだワーママはるさんの「やめる時間術」と同じような考え方だなと思った(むしろ元々お金の方がそういうやり方で、時間にも当てはまるということか?)。
私は本で「家計管理はクレジットカードの方が効率的に見直せる」と読んだり、カードの方が便利だし現金よりは衛生的だと思っていたので、クレジットカード派だった。でも、クレジットカード決済だと後で見直すにしても、毎月の請求金額を見て「今月は多いな」などボンヤリとしか思っていなかった。全然管理できていないじゃないか。
「1週間サイフ」の著者は「現金での管理」を推奨するが、今はネットで購入することも多い(本ではネットで買うのはやめるよう言われるが、このご時世では厳しい面もある)。クレジットカードを使っていても、著者は「何を使っているか記録するといい」と仰っていた。私はその通りだと思い、2月以降の支出は全て記録しよう、何なら1月のも記録してみようと思った。
が、0日坊主で終わった(思うだけで終わった)。
日々時間がないと嘆いているのに、「買ったものを全て記録する」のは全く時間というか気力がないのである。そういう所が時間もうまく使えていないゆえんだとも思うが…。
でも、こんな自分でもできることはないか。まず考えたことは
ものの値段をしみじみと見る
ということだ。安そうなものならものの値段をたまに見ずに購入手続きをすることもあった。それをやめて「これって必要かな?」とそもそも論を考える。私にはそこからスタートするしかないと思った。
そこで引っかかったのは「コンタクトレンズ」だ。
先日眼科に行って目の検査をしてもらい、コンタクトを継続して買った(私のコンタクトはワンデー)。視力は久々に悪くなっており、コンタクトの度数を上げることになった(左目8.5、右目8.0。現在のコンタクトの最高度数は10.0)。
「これで更に視力悪くなったら、もう見えなくなるんじゃないの?」
すごく心配になった。コンタクトを使っているせいで視力が悪くなったと思った。
そしてコンタクトを買いに行ったら長期で買った方がお得だったから半年分を買ったら半年で5万円弱だった。
今までの私なら「コンタクトは必要なものだ」と思っていたので、金額には何とも思わなかった。しかし、しみじみと見てみたらコンタクトは半年で使い切らないとしても、1年間で結構な金額を支払っていることになる…。
それで目も悪くなってるってどういうことよ…?
もうコンタクトはやめて、ちょっといい眼鏡を買ってそれで過ごせばいいのではないか。もう「眼鏡の人」でいったらいいのではないか。現に職場ではコンタクトなのにずっとPC眼鏡をつけているので、ほぼ「眼鏡の人」である。コロナ禍であまり雑談しないし、最近は眼鏡をはずす時間ももったいないからずっとかけっぱなしである…(コンタクトしてる意味ある?)。
だからもう、コンタクトは卒業しよう。私ももう何年かしたらアラフォーだし、服もほぼユニクロだし、外見にウツツを抜かす年代は去ったわ…。
あと、半年分のコンタクトを家で保管しているのもスペースを食い、煩わしくなっていた。
そう思っていたら一昨日、テレワークでzoomに繋ぐ機会があった。テレワークではもう楽な方の眼鏡で通している。
しかし、そこに映し出されたのは私にも関わらず「ブタとタヌキのあいの子」だった。「ブタタヌキ」がユニクロのウルトラライトダウンを着て、可愛い後輩に話しかけてるではないか。「ブタタヌキ」がパソコンをカタカタいわしているではないか…!ハリセンボンの近藤春菜さんみたいだが、春菜さんの方が100倍可愛い。色白の「ブタタヌキ」がパソコンをカタカタいわしながら、ウルトラライトダウンを着て後輩に先輩ヅラして語っているではないか…!(何回言うねん)
愕然とした。そしてたまにコンタクトにした時に「ブタタヌキ」から「普通の人間」に変わっているのを目撃した。なぜ目の周りに丸いフチをつけるだけで、ブタタヌキ化するのか…。
「コンタクトはやめよう」ときっぱり思っていたのに、zoomに繋いだだけで一瞬で心が揺らいだ。でもコンタクトを継続すると、「1週間サイフ」の本を読んだけど、何も変わらないことになる…(コンタクト以外にも見直しているものはあるが、半年で5万円はデカい…)。
結論としては今の家の眼鏡をつけていると「ブタタヌキ」になる。しかも家の眼鏡はブルーライトカットでない。「ブタタヌキ」化せずかっこいい見た目で、度も入ってブルーライトもカットする眼鏡を買って普段を過ごす。コンタクトは本当にたまの「よそいき」に使ったらいいんじゃないか、ということになった。
レーシックもずっと気になるが、こんなに目が悪いともし手術して失敗したらどうしようと思ってしまうし、一度やってしまうと取り返しがつかないので、躊躇してしまう。
あと、目が悪いのはコンタクトのせいだというのも、コンタクトをやめそうになっていた理由だ。でも、今までコンタクトでもそんなに視力は落ちていなかった。要因としては昨年からのテレワークだったり、スマホの見過ぎもあるのかなと思った。コンタクトだけを目の敵にすることは少々かわいそうだ。自分の生活習慣の積み重ねによるものではないか。
やめるべきか即決できる支出
このように、やめるべきか迷う支出はあるが、やめるべきかすぐに決められる支出もある。例として2つ挙げる。
①ブラーバ
ワーママはるさんの上記の本を読んで、ブラーバのレンタルを頼んでみた。
家で2週間ブラーバを使ってみて
「我が家には向いてないな」と思った。
まずルンバを毎日かけているわけではないので、ブラーバをかける時はルンバをかけてからでないと埃が床にへんばりついている。なので、必然的にルンバからかけるが、時間はかかるし、いちいちルンバやブラーバをリビングに持ってくるのも手間だ。
あと、ブラーバをかけると床はピカピカになるが、部屋の全てをかけてくれない。リビングと繋がっているキッチンはカウンターがあるからか、障害物はなくても、キッチンまでは掃除してくれない。
手間と効果を考えたら「これはないな」と思った。ブラーバをかける時間もかかる。「やめる時間術」の1つとして取り入れたのにこれでは時間までかかる。
②瞑想ヨガ
今月からワーママはるさんの主催するオンラインヨガの朝の瞑想ヨガに参加させて頂いている。
ヨガはやったことがなかったが、身近な人やネットでもやった方がいいだろうなと思っていたので、試しに申し込んでみた。
しかし、平日3回で5時半から開始。私は6時半過ぎには出勤するので続くのだろうか…と思った。
それが意外と続いた!
まずスケジュールは時間が空いた時に作り置きをしていれば、当日の朝は料理をしなくていい。瞑想ヨガの時間を確保するため、無理のない範囲で作り置きしたり、作らなくていいのではと思ったら思い切って料理をやめてみたりした。
あと、効果が素晴らしい!ヨガは自分が思ったより動くし、気持ちがいい。しんどくはない心地よさ。瞑想も心がすっきりする。やる気も出る。あと、瞑想とヨガで20分だけというのも今のところ継続できているゆえんだ(まだ3回だが)
最近、長年入っていたオンラインサロンをやめたので(内容のマンネリ化、少々不快に思う所もあった)、それで浮いた費用を瞑想ヨガに充てたらいいなと思った。
あと、迷わない支出は定期的に行っているカイロプラクティックと絶対的な信頼を置いている料理ブロガーさんの本の購入だ。
これらは私の健康や快適な生活には欠かせない。特にカイロプラクティックは月に1~2万円は使うが、これがなくなっては自分の心身の健康が損なわれるので、全くやめようと思わない。
やめるべきかどうかの判断とは
今回はお金に焦点を当てたが、やめるべきかどうかの判断は
「それは自分だ!」と思えるかどうかではないか
と思っている。
これは自分の中に取り入れたいと思ったり、もう自分と同一化してると思ってしまうのもは取り入れて、
自分の生活になくても生きていけるなと思うものはやめていく。
それをずぼらな私は値段をしみじみと見て、一つ一つ考えていけたらいいなと思う。
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