悩んでいるヒマがあるなら行動しろ
これは3歳の息子が保育園で完成させた塗り絵だ。
塗り絵はたまに一緒にやっていた程度だが、はみ出さずに塗って、配色も教えていないのに自分で考えていた。
「子どもの力って無限大だな」
小さい子にはなんか「可能性」という言葉が似合う。
一方、今週の私は3日在宅勤務。在宅勤務だと出社より仕事は捗る。家でがむしゃらに仕事をして、クレームも受けたり、大量の仕事が来たりしてクタクタになって夜寝る時、
「私って今日何してたかな? なんもしてないな」
と思った。
子どもには可能性を感じ、大人なら何もできていないと感じる。
それは在宅勤務の時によく思っていた。
たぶん仕事は私が本当にやりたいことではないのだろう。今週改めてそう思った。
1人暮らしの妹が心配で連絡をしてみたら、妹は私よりもっと落ち込んでいて「生きる意味あるのかな」という返事が返ってきた。
自粛、自粛の弊害
在宅勤務は子どもを持つ人間からするととてもありがたいシステムだ。
でも、週の半分以上が在宅勤務だと、いくらTeamsなどで他のメンバーと交流していてもどうしても疲れてしまう。
仕事が捗りすぎることと、誰とも話すことがないので、グッタリ疲れたら疲れたままだからだ。
妹は週1回しか出社でなく、ほとんどが在宅勤務だ。
毎日ほとんど誰とも話さず、外出自粛と言われているので、買い物すら行かない。
一昨日、会社で「コロナ自粛に慣れてしまわないように。昼食を取る時は改めて黙食を徹底して下さい」と言われた。
私は会社でも仕事をしている間は他の人と話す時間はないのに、昼食の時間まで黙食、孤食かい!と妹に愚痴ったら
「私なんか週に1食以外はずっと孤食やで」
と言っていてぞっとした。
妹を助けたいと思うおせっかい姉
私たち姉妹は人づきあいが苦手な方である。しかし、ずっと一人で誰とも話さず、家からも出ず(出たとしても一人でウォーキングとか…)ってかなり辛いのではないかと今更だが、痛感した。
このままでは妹の精神がダメになって最悪取り返しのつかないことになったら…。私は色々と心配になってしまった。
昨日、妹から「生理前やったからひどく落ち込んでしまったのかも。気にせんといて。ごめん」と連絡があった。
いやでも、コロナ自粛の影響は大きいだろう。
大人になるごとに「何もできない」と思うけど、悩んでるヒマがあるなら行動しろ
今週はこの本を読んでいる。
「弱い自分、変えたい現状があれば、とことん向き合え」…私はとても岡本太郎さんのような生き方をする力はない。
でも、ちょっとでも憂いていることがあれば、ちょっとでもいいから行動に移す。
子どもと違って、大人は考えるから「何もできない」のではないか。
考えてたり、悩んでいる時間の方が「行動」より長いのではないか。
少なくとも私はそうである。
妹のことが心配なら自分にできることをちょっとでもいいから差し出す。
人間が生きる意味ってそういう「人との支え合い」なのではないかと思う。
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