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大学生Eirikが静岡茶を手がけるApoptosisをいきなり訪ねてきた理由
こんにちは、Apoptosisのマーケター・ozです。
2022年9月、静岡茶のボトリングティーブランド「Apoptosis」は初めてのクラウドファウンディングを行い、多くの方のご支援を得て販売、ブランド強化を進めることができました。
そして今、私たちApoptosisチームは第2のフェーズに足を踏み入れようとしています。ものづくりから、文化づくりへ。歴史を振り返る人から、歴史をつくる人へ。
プロダクトも組織も、新しい段階に一歩ステップアップするには変化が必要です。そこには、Apoptosis株式会社ととある大学生との出会いがありました。
Apoptosis株式会社にEirikが突然やってきた
「ある日連絡をもらって、いきなりうちの会社に来てくれたのが最初の出会いでした」
EirikがApoptosis株式会社の扉を叩いた時のことを、代表のKenはこのように振り返っている。
Eirikは大学を休学して、ビジネスに集中しようと活動する中でKenと出会う。
通常、「休学」というと就職活動に影響が出るなど、マイナスのイメージを覚えることもありますが、彼の場合は早く卒業することよりもビジネスに集中したいという気持ちが強かったとのこと。
「僕も突発的だったんですが、当時はとにかく成長しなきゃ、学ばなきゃっていう意識が強かったです。
1年間は短いので、焦りながら手探りでマーケティング支援ビジネスを始めた時に、偶然Kenさんと出会って、気がついたら足を運んでました」
…とEirikも当時を振り返る。
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他者への想像力は、何かを無くした経験から
Apoptosisは、昨年クラウドファンディングを実施し、名前やプロダクトこそあるものの、ブランドとして整理や定義を何もしていない状態。そのうち、取り扱うプロダクトの種類が増えたり、関わってくれる人も増え、「私たちは何のためにやっているか?」という共通言語をつくる必要が出てきた。
「Eirikさんがこのブランドコンセプトとして "For history makers." という言葉を考えてくれたのが大きかった」と代表のKen。
この言葉には、「歴史をつくる人のために」というはっきりとした利他意識が感じられる。この言葉を生み出すには、Eirikのどんなメンタリティがあったのだろうか?
「無くした経験からなんだと思います。
僕には裕福な生活が出来た時期と、最低限の生活をした期間があり、家族も離れ離れになることを経験しました。そこから人の大切さに意識がいくようになり、相手をしっかりと見て、気を遣うようになりました。
アメリカと日本両方の文化の中で育ってきたので、多様な方面から物事を見るっていうのが普通でした。他の人がやってることをよく見たり、自分のやってることを客観視するところから身についたんだと思います」
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giveする人たちを労われるブランドにしたい
EirikはApoptosisチームからどんなことを感じたのだろうか?
「Apoptosisチームには最初驚きました。
例えば、僕は何かを成し遂げた人でもないのにも関わらずチームに入れてくれ、学生だと経験できないこともやったり、重役のような役職者がいくような場所でさえ行かせてくれたり。
しかも、チームの結束も普通の組織と少し違っていて、1人1人がgiveすることを念頭に置いているのを肌で感じ取れました。
僕自身も、親だったり、Kenさんみたいな、最近新しく自分の人生で関わりを持ち始めた人たちにもgiveされて、ここまで生きています。そういうgiveをするような人たちが、感謝を十分されてないなと感じました。
giveする人たちを労われるブランドっていうのがあまりない気がしたのですが、『僕たちがなればいい!』と思ったんです」
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次回の記事では、この二人から生まれたブランドコンセプト "For history makers." に込められた思いについて、もっともっと掘り下げてみようと思います。
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