【要約】人は話し方が9割 (松永茂久)
・話し方が得意な人は、特別なことはやっていない。
誰でもできるほんの少しの違いを手にしているだけである。
①話し方において一番重要なのは、聞くことである
話し方のテクニックより、聞き方のテクニックの方が何倍も重要である
→人は誰しも自分の気持ちを分かってほしい、聞いてほしいという
欲求があるからである よってその欲求を満たす「聞き方」が大切!
・笑顔で、身振り手振りや、感情をのせてリアクションすることが大切である。→あなたの話に興味があるということを、体全体で表すこと!
→この人は自分の話をしっかり聞いてくれると好印象を持ってくれる!
②拡張話法
→相手の話を広げるためのテクニック
「感嘆→反復→共感→称賛→質問」という順番で話を広げていく。
感嘆
→相手の話を聞いた時に、感情を込めながら感銘の表現を表すこと
ex) すごい!!さすがだね!!素敵!!
反復
→相手の話を繰り返す
そうすることで相手が次の話を展開しやすくなる
ex) 「先日ゴルフに行ってきたんだ」と言われたら、「へえ!!ゴルフ!いいですね!」と感情豊かに返す
共感
→わかります、大変でしたね、良かったねなど相手の気持ちに寄り添う表現
やはり、気持ちを分かってもらうとうれしいものである
称賛
→感嘆と同様、感情をのせること
質問
→話を大きく展開することができる
質問が思い浮かばなかったら?
→難しい質問はする必要ない
ex) 相手が「先日ピクニックに行ったんだ」と話して来たら、展開に合わせ、「天気はどうだったの?」「それ、どうだったの?」などの簡単な質問をタイミングで挟むだけでよい!
相槌みたいなものでよい
この拡張話法によって、相手は自分の話をより広げてくれ、気分よく話してくれるようになる
③うまく話せるスキルは一般の会話において必須ではない
・大事なのは、上手くしゃべることではなく、自身の思いや、スタンスである→伝えたいことがしっかりしていれば、たどたどしくても相手には伝わるのである。
・上手く話さなきゃという思い込みは捨てる事!
ex) 告白も台本を読んだような淡泊なものよりも、心がこもっている告白の方がうれしい
大事なのは思いを伝える事!上手に話そうなんて思わなくて良い!!
④言葉の意味ではなくその奥にある感情にフォーカスすること
・人間には、言葉通りに受け取っていけない言葉がある
ex) つらそうな人の、「ほっといてくれ、、」は、ほっといてくれではない
相手の奥にある感情まで気を配っていたら、「ほっといておく」という選択にはらないはず
→言葉だけの意味で理解し、コミュニケーションをとっているといつか人間関係にずれが生じる
⑤なんでも褒めればいいというわけではない
・的外れな部分を褒めると、逆にばかにされてる?なんか、魂胆があるのか?と思われる。
人には、ここを褒められるとうれしいという、ポイントがある。そこを的確につこう。
このポイントは、相手の話を聞いていることでみえてくる。
⑥苦手な人とは話す必要がない
・沈黙はダメなことという考えは捨てる事
→これが苦手な人と話さなきゃと思わせている
仲良しといるときは沈黙が気にならない。根底に沈黙=ダメなことという考えがある。
まず、身近な人とのコミュニケーションをとることを考えればよい。
⑦苦手な相手には、「笑い話に変える」、「反応しない」で対応する
笑い話に変える→苦手な相手にあだ名をつけて、それを仲間内で隠語のようにつかう
反応しない→高圧的な人は、その人の言葉を真に受けないことが大切
いかに話さないかを考えながら接するとよい。
「あなたはそうかんがえるんですね~」などテキトーに思って おけばよい
反応しなければ、相手も調子が出ず、はなれていく
⑧感謝の言葉を使う
コミュニケーションが上手な人は感謝の言葉をよく使っている
→大きな事じゃなくても、日常の些細なことでも感謝の気持ちを持っておくこと
感謝された側だけでなく、自分にもメリットがある。
→自分の言葉を一番聞いているのは自分自身、その言葉は心の奥底にたまっていくから、いい言葉を口癖にすることは、自分の精神にプラスになっていくから
逆に感謝の言葉を受け取ったら、謙遜はせずに、ありがとう!と受け取ろう。
まとめ
・話し方は、聞き方が重要
・拡張話法を活用する
・うまく話さなくて良い
・言葉の意味だけでなく、その奥の感情に気をかけること
・なんでも褒めればよいわけじゃない
・苦手な人とは話さなくて良い
・苦手な人には、笑い話に変える、反応しないで対応する
・コミュニケーションが上手な人の口癖は、感謝
読んでいただき、ありがとうございました!
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