
#ネタバレ 映画「舐める女」
「舐める女」
2016年作品 R15+
2022.5.2
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)
タイトルがいかにもエロイので、いろんな意味で、どうしようかと思ったのですが、いざ観たら、映画の冒頭に、確かニーチェの言葉も出てきて、「えっ文学作品だったの?」と。
そして始まる物語には、喫茶店で恥じらいながら、お見合いする男女が。
もじもじと、両者ともなかなか言葉も出ないようす。
しかし、油断してはなりません。
この辺りから、この映画、じわじわと本領を発揮し始めます。
最近のピンク系の映画は、まるでフォークダンスのようにカラリと明るいのが多いようですが、これは、ヒロイン・谷カオル(七海なな さん)の、少々コメディタッチ(陽)の演出の中に、昭和の淫靡(陰)なピング映画を思わせる味わいもあり、なかなか微妙な世界観なのです。
いろんな意味で、すでにご紹介した作品より刺激的。
まだ、最初の20分ぐらいしか観ていませんが、ますます家族の前では観られない作品です。
ですから、これは20分間のレビューです。続きが気になってしかたありませんが、幸運にも続きが観られれば、又、追記をいたします。
追記 2022.5.2 ( お借りした画像は )
キーワード「お見合い」でご縁がありました。やらかな雰囲気がほっとします。無加工です。ありがとうございました。
追記Ⅲ 2022.5.17 ( 浮気と風俗が夫婦に与える影響の考察 )
とうとう最後まで観ることが出来ました。
あまり具体的に書けないのがあれですが、コーフンして、のどが渇き、冷たいお茶を一口飲みました。まだ軽い頭痛が残っています。
最初にエロイという印象がありましたが、右肩上がりで、やはり、最後までエロかったです。
通常モードの、恥じらい、おしとやかな彼女のお芝居と、エロモードの、繊細で大胆なお芝居と、そのギャップに萌えます。
夫婦の性格の不一致とは、性の不一致だとか言いますが、内容的にはその辺りを描いており、ある意味、なかなか深く面白い物語でありました。
ある意味AVよりエロイかも。
七海ななさんの魅力が濃縮された一作でした。
★★★★☆
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)