#ネタバレ 映画「ストレイ・ドッグ」
ストレイ・ドッグ
2018年作品
ヒロインの邪気さえ感じるメイクに萎える
2020/11/9 17:44 by さくらんぼ(修正あり)
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)
美人の誉れ高いニコール・キッドマンさんが、般若の面のようなメイクで登場します。
あの顔を観ているだけでも病気になりそうなほどの迫力。
そして、予想した派手なアクション作とは違い、暗く地味な作品でした。
もう少しクライマックスにカタルシスがあればと思うのですが、ラストまでほぼ同じ単調な物語が続きます。
しかし、私が今まで観た映画の中で、一番怖い「顔」が、貞子と、この般若でした。
正確言えば、貞子は黒髪だけで、顔の記憶はありませんが。
★★★
追記 ( メイクは裏目に出たのか )
2020/11/10 14:11 by さくらんぼ
ふと連想したのがブルース・ウィリスさん主演の映画「16ブロック」です。あちらに感動したのは、主人公の刑事・ジャックに感情移入できたからでしょう。
でも、映画「ストレイ・ドッグ」にはあまり感情移入できませんでした。感動するためには、彼女の心に触れなければいけません。しかし、あまり触れられないのです。私が核心部分で寝ていたのかもしれませんし、女心が分からないせいかもしれませんが。
あの般若は彼女の心を表したメイクでしょう。でも、表現が露骨でマンガ的のようにも思いました。もしも、ナチュラルメイクなら、見てくれの迫力は無くなりますが、その分、奥深さが出たようにも思います。
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)
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