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心に余裕があるから丁寧にできるのではなく、丁寧にするから心に余裕ができる

私が弓道という名のマインドフルネスに

出会ってから気づいたことのひとつ。

それは丁寧の本質です。

「どうしたら心に余裕を持つことができて

丁寧に暮らせますか?」

と人から問われることがあります。

丁寧な暮らしってどんな暮らし?

上質でオシャレな食器やカラトリーを

使って、自分だけのお茶の時間を楽しむこと。

ミニマムで余計なモノを置かない整頓された

お部屋で暮らすこと。

丁寧に暮らすという基準は人それぞれですよね。

私が弓道を通じて感じた丁寧の本質は

あたりまえをあたりまえにすることです。

今使ったモノを元の場所に戻すとか

今やってる何気ない所作に心を置くと

いうようなことを習慣にすると、

いつのまにか自分がやっていることと

自分の呼吸が合ってきます。

弓道では呼吸のことを息合い(いきあい)と

いいます。まさに今自分がやっていることと、

自分の息を合わせるということになります。

そして息を合わせていくと

思いがけない自分の本心に気づくことが

あります。

暮らしを丁寧にする前に

最初に丁寧に扱うべきもの

それは

自分の本心なのではないでしょうか?

それがやがて心の余裕に繋がるのかもしれませ

んね。





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