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こじまゆはエリントンと共演させたい

01. 甘い恋 (Single Version)
02. Doo-bee-doo-goo
03. ポルターガイスト
04. 眩暈
05. 黒い革のブルース
06. ロックステディガール (Single Version)
07. 愛しのキッズ
08. 刺青
09. 砂漠の向こう (Single Version)
10. もしも自由が欲しいなら (Alternate Mix)
11. ハートに火をつけて
12. 蛇むすめ
13. トルココーヒー (Alternate Mix)
14. ラストショット!
15. 赤い帽子 (Alternate Mix)
16. サマータイム
17. 黒猫 (New Version 2007)
18. ひまわり (New Version 2007)
19. シークレット・ムーンライト

小島麻由美『a musical biography KOJIMA MAYUMI 2001-2007』

昨日渋さ知らズを聴いて小島麻由美とのYou Tubeのライブを聴いたあとに、このアルバムを聴いてみたのだが、まさしくこれをジャズと言わずとなんとする状態だった。美空ひばりがジャズならば小島麻由美だってジャズだよな。少なくとも八代亜紀よりは。スタンダードを歌わないというのあるけどスタイルとしてはビックバンドを継承しているボーカルスタイルだ。昭和歌謡にまとめられることがあるが、オリジナリティー溢れる今の(すでにゼロ年代は過去だが)音楽を伝えていた。

二枚目のベスト盤だが、切り貼りされたベスト盤という感じがしない。その前のベスト盤はライブ盤でそれも良かったのだが、こっちはリマスターしてよりジャズ・アルバムっぽく仕上げた感じになっている。このアルバムで初めて小島麻由美を知る人も多い。あまりTVに出る人でもメディア露出が少ない人だけにもっと知られてもいいと思う。「ゲゲゲの女房」やアニメ主題歌「ポルターガイスト」で知る人がいたぐらいか?昔からのファンは多いとは思うが。

小島麻由美は、1995年7月21日、シングル「結婚相談所」でデビュー。映画音楽からの影響を受け、60年代のヌーヴェルヴァーグやフェリーに作品のニーノ・ロータの影響がある。昭和歌謡テイストはフレンチポップの流れを汲み、ジャズ・テイストではフェリーニのサーカス・サウンドからエリントンのジャングル・サウンドにつながっていくようだ。


そういえば太田裕美がジョン・ゾーンと共演したアルバムもあった。それはやりません。

(ジャズ再入門vol.35)

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