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渋さ知った真夏の夜の夢の目眩

渋さ知らズ『渋旗』

渋さ知らズの7作目。6月に2日間のレコーディングライブを経て完成されたアルバム。
一緒に踊って、歌って楽しめる、「渋さ」の醍醐味が一度に全て味わえる代表作がこれ。無人島に持ってゆく1枚。
渋さの邁進を助けるべく、ジャケットを初の試みとしてイラストレーターのしりあがり寿氏にお願いした。謎の漫画が楽しい。思いやりたっぷりのライナーノートは同じくイラストレーターの久住昌之氏。

最近ライブなんてめっきり行かないのですが(コロナ禍関係なく)一番行っていたのが30代の金も体力もあるゼロ年代頃なのかな。その頃によく行っていたのが渋さ知らズでした。まあ、一人でいくより誰かを連れていくとみんなに喜ばれる圧倒的なステージ。音だけでは計り知れないパフォーマンス・グループですね。

このアルバムは、そんな渋さ知らズの定番(ゼロ年代だから今は違うかもしれない)の曲ばかりです。まあ、ノスタルジーに浸ってしまうのかもしれない。あの巨大な龍や怪しいダンサーのお姉さんはどこに行ってしまったのだろう、と半分詩人めいたことを呟きたくなるのでした。

今日はこれまで。短いのでYou Tubeでのライブ上げときます。これ観たかったな。

(ジャズ再入門vol.34)

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