
読書まとめ(2025.2)
2025年2月の読書メーター 読んだ本の数:34冊 読んだページ数:8605ページ ナイス数:1032ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ 今月も読書は充実していた。読書ぐらいしか充実するものがないのかもしれない。古井由吉の『詩への小路』はリルケの「ドウィノの悲歌」の翻訳詩のアプローチなのだが、韻文から散文詩にするという力技で面白かった。コミュニケーションの本『言葉なんていらない?』とか
『言葉なんていらない?―私と世界のあいだ』古田徹也
コミュニケーションの本。
『詩への小路―ドゥイノの悲歌』古井由吉
今月読んだ詩の本で一番よかったかな。
『つぶやく現代の短歌史 1985-2021―「口語化」する短歌の言葉と心を読みとく』大野道夫
俵万智以降の現代の短歌史がわかりやすく解説されていて良かった。
『文藝春秋 2025年3月特別号』
芥川賞を読む。
『小説 伊尹伝 天空の舟 上』宮城谷昌光
橋本治『双調 平家物語』から中国の神話時代の歴史小説。読みやすくて面白かった。
『ある子供』トーマス・ベルンハルト、(訳)今井敦
今月の海外文学はベルンハルト。
『その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか』アグラヤ・ヴェテラニー
これnoteに感想書いてなかったけどかなり面白い海外文学。
『ダンテ、李白に会う 四元康祐翻訳集古典詩篇』四元康祐
四元康祐の翻訳詩の本。海外の古典から漢詩まで。
『ハコブネ』村田沙耶香
村田沙耶香の読み直し。
『カッコよくなきゃ、ポエムじゃない! 萌える現代詩入門』豊﨑由美、広瀬大志
いろいろ批判も書いてしまったのだが、最近の現代詩を知るにはいい本だと思う。