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文学フリマ東京39に参加します!!!

小説家、装画とデザインもやる。

出版不況と呼ばれて久しい中、「文学フリマ」という即売会イベントが盛況となっている。
今までは東京流通センターを会場としていたのだが、12月1日の「文学フリマ39」からは東京ビッグサイトに変更となる。
ビッグサイトと言えば、数々の同人誌即売会イベントで利用される巨大イベントホールだ。40は更に会場を拡大させるとのことで、飛ぶ鳥を落とす勢いである。

さて、この東京ビッグサイトに移行した記念すべき第一回の「文学フリマ39」に、蒼月海里が参加することになった。

完全新作書下ろし、しかも、本編どころか装画とデザインまで、まるっと蒼月が担当する

因みに、『咎人の刻印』の個人誌は、本編こそは蒼月が書いているが、他は担当編集さんがやってくれた。
蒼月の作業は商業出版とほぼ変わらなかった。

だが、今回は全て蒼月がやる。やるったらやる。
専門家に頼んだほうが一億倍良いものができることはわかっているのだが、どうしても自分で作りたくなってしまったのだ。
これは、クリエイターのエゴである。
エゴまみれの本。まさに同人誌だ。

果たして、小説以外はドドド素人の蒼月がどこまでできるのか。
温かい目で見守って頂けると幸いだ。

なんで自分でイラストを描こうと思ったのか。

イラストを出力するAIが登場した時、私は「面白いものが現れた」と思って弄りまわしていた。
だが、AIが進化するにつれて、取り巻く環境が変化した。
特定のAIの学習の仕方に疑問を抱き、AIを悪用したり、クリエイターを軽んじたりする人間に対して思うことが募った。
AIに関しては法的に未熟な部分もあるので、ひとまず、それらが整備されるまで置いておくことにした。

それはさておき。
実は、イラストを描かないと昇華できないインスピレーションがある
それはAIが出力することでは全く解消されず、自分で線を重ねてイラストを完成させるまで治まらないのだ。
ここのところ、その類のインスピレーションを受けることが多く、なんとか昇華させようと、クリスタと格闘しながらイラストの練習をしていた。
今まで、成果物を恐る恐る見せては恥ずかしくなって消していたし、何度も挫折したのだが、ようやく練習の成果が実り、自分の中で恥ずかしくて消したくなるラインを超えた。
それゆえに、公の場に曝す決意を固められたのである。
私の「恥ずかしくて消したい病」が発動しなければ、今後は皆さまにお披露目する機会が増えそうだ。
(たぶん、Blueskyあたりが中心になりそう)


さて……
文フリに出す作品について語ろうと思ったのだが、既に1000文字を超えているので、また次の機会にしようと思う。
「ミステリカーニバル vol.3」で蒼月ブースにて配布した特典には、タイトルも試し読みももろ出しになっているが、入手された方はバラしてもいいし胸の内にしまっておいてもいい。
「告知と試し読みが最速」というあたりが特典なので、既に情報を知っていることで少しでも優越感を抱いてもらえれば幸いだ。(というか、ブースに来てくださって心より感謝を申し上げます

特典を持っていない方は、これからゆっくりと公開していく予定なので、しばらくお待ち頂けると幸いである。


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蒼月海里
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