自律神経失調と風呂キャンセル
風呂が面倒くさい。
私は自律神経失調症で頭痛と倦怠感がデフォルト。疲れやすい。
学生の頃から、
なぜ入れないのか?
自分はズボラでダメな人間だからか?と
根拠なく自己肯定感を下げる考え方をしていた。
自律神経失調症は自他ともにやる気がない人認定されてしまいがち。
見た目は普通で元気そうだから。
本人も頑張ってるのに体がついて行かないので気合いを入れれば入れる程自信をなくす。
何事も気力で頑張る事に慣れてるから基本的に無理をする。そしてそれに気付かない。そんな生き方をしてたらついに体を壊したし。
風呂も幾度となく気合いと意識を高めれば入れるんだと信じ、相変わらず自分を追い込んだ。
それでも出来ない…
なぜこんな簡単な事が?
これって単に体力の問題だったんじゃないだろうか。
今までの自分と全ての悩める体力足りない民を慰めたい。
そこで思い切って夕食前に入ることにした。
就寝前にはエネルギー残量不足になる。
19時台に入ってみたら健康人のように風呂を楽しめる事が分かった。
時間の焦りもなくて湯船で体が溶けるようにゆるむ。頭の中のゴミみたいな思考も一旦流れていくような…
これが…風呂!!
健康人が
「大好き」「楽しい」
「私お風呂入らないと眠れないの」
という意味がやっと分かった。
体力残量があれば風呂は重労働でないのだ。
急ぐと自律神経は乱れるので、私達はゆっくり暮らさなければいけない。
脳も疲れて気力が出ないのは当然。
体力モリモリ民とは持って生まれたポテンシャルが違うのだ。
同じ土俵に立たないの大事。
今まで世の中の平均に必死で合わせてきて、
無理するのに慣れて、
苦しい事に気付かなくなる程に頑張ってた。
そんな人達に言いたい。
一旦頑張る方法止めよう。
風呂キャンセルしてしまうのはエネルギー不足だからかもしれない。
足りないのは気合いじゃない、
体力だって。
もう充分頑張ったから電池残量が少ないんだって。
ちなみに体力が切れる前に入浴して心地よい風呂体験の後は寝る時も安心感が凄かった。
回復度もキャンセル日の軽く2〜3倍以上いってたんじゃないかという位別物だった。
3日も続けたら日中のエネルギー量が明らかに違う。自律神経失調症だというのを忘れかける位…
風呂キャンセルで自分を責めがちな人達に、どうか安らぎが届きますように。