魔除けの植物?モンステラとハロウィンの不思議な関係
都会のオアシスで見つけた、不思議なモンステラ。繊細な葉っぱに隠された秘密とは?ハロウィンに飾られるモンステラには、意外な物語が隠されていました。
都会のオアシスで見つけた、不思議なモンステラ
皆さん、こんにちは。
今日はハロウィンですね!
街中がハロウィンムード一色で、なんだかワクワクします。
私が通っているスポーツジムでも、ハロウィンの衣装でエクササイズしている人たちがたくさんいて、まるで仮装パーティーのようでした。
さて、少し前の10月20日になりますが、梅田に新しくできたグラングリーン大阪に行ってきたんです。
ここは、都会の喧騒を忘れさせてくれる、緑豊かなオアシスのような場所。
一歩足を踏み入れると、鳥のさえずりと水のせせらぎが聞こえてきそうです。深呼吸をするたびに、土と草花の香りが混ざり合った、なんとも心地よい香りが鼻腔をくすぐります。
グラングリーン大阪の中にある、ガーデンズ うめきたという植物のお店が、今回の目的地です。
一歩店内に入ると、そこはまるで都会の中のジャングル!
色とりどりの花々や、個性的な形の植物たちが、まるで私を歓迎してくれているかのように、生き生きと並んでいました。
ガーデンズ うめきたは、条件付きで撮影OKというのも嬉しいポイント。カメラを構えて店内を散策してみました。
たくさんの被写体との出会いに心が躍りますが、その中でも、私の視線を釘付けにしたのは、一際存在感を放つモンステラでした。
モンステラといえば、深い切れ込みと穴のある大きな葉っぱが特徴ですよね。あの独特なフォルムは、南国のエキゾチックな雰囲気を漂わせてくれます。
「モンステラって、葉っぱが大きくなると切れ込みや穴が空くやつ...」
そう思いながらシャッターを切っていると、ふと疑問が湧いてきました。
「あれ?でも、このモンステラ、小さい葉っぱにも穴が空いてる…?虫に喰われたんじゃないよね?」
まるで、葉っぱに精巧なレース編みを施したかのような、繊細な穴模様。不思議に思って、そのモンステラの写真を撮って帰りました。
そして、家でGoogleの画像検索を使って調べてみたんです。すると、そのモンステラは「モンステラオブリクア」という種類だということが分かりました。
「オブリクア…?初めて聞いた名前だ」
調べてみると、オブリクアは、葉っぱが薄くて繊細で、若い葉っぱの頃から穴がたくさん空いているのが特徴なんですって。
なるほど、だからあのモンステラは、小さい葉っぱにも穴が空いていたのか…。
新たな発見に、心が躍るような興奮を覚えました。
まるで宝探しをしていて、貴重な宝物を発見した時のような気分です。
モンステラという名前は、ラテン語で「怪物」や「異常」を意味する言葉に由来しているそうです。
モンスターと同じ語源ですね。
あの独特な葉っぱの形から、怪物や異常を連想したのかもしれませんね。
そういえば、ハロウィンの飾り付けに、モンステラの葉っぱが使われているのを見かけます。
あの不気味でありながらどこか魅惑的な形は、ハロウィンにぴったりの雰囲気を醸し出していますよね。
まるで、ハロウィンの夜にだけ姿を現す、魔法の植物のようです。
ハロウィンは、古代ケルト人が起源とされているお祭りです。ケルト人たちは、10月31日の夜に死者の霊が戻ってくると信じており、悪霊を追い払うために仮面をかぶったり、焚き火をしたりしていました。
モンステラは、その独特な形から、魔除けの効果があると信じられていたという話もあります。
もしかしたら、ハロウィンにモンステラが使われるようになったのは、そんな背景があるからなのかもしれません。
さらに調べてみると、モンステラは、ハワイでは「希望の光を導く」という意味を持つ神聖な植物とされているそうです。
ハロウィンの飾り付けとしてだけでなく、ハワイの人々の生活にも深く根付いているんですね。
都会の一角で出会ったモンステラオブリクア。
その存在は、私たちに自然の神秘と、人間の文化との繋がりを教えてくれます。
皆さんも、街中でモンステラを見かけたら、ぜひ葉っぱの形に注目してみてください。もしかしたら、そこには、今まで知らなかった新しい発見があるかもしれません。
そして、モンステラを通して、自然の力強さや美しさを感じていただけたら嬉しいです。
今日も元気に楽しく
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