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vol.19 ゆるキャラな郷土玩具。

「だるまや狛犬って元祖ゆるキャラなのでは?」

無印良品 銀座店の6階で開催されていた「無印良品と縁起物 福缶10周年企画 CREATIVE IMAGINATION 展」で作品を見ていた時、そう思いました。

「無印良品と縁起物 福缶10周年企画 CREATIVE IMAGINATION 展」

手のひらサイズの縁起物の置物が展示してあり、
ほっこり&可愛いがぎゅっと詰まったディスプレイでした。

これらは総称して郷土玩具と言うそうです。
郷土玩具=地域ならではのおもちゃ
個人的には「おもちゃ」というイメージが湧きにくいです。おもちゃというより、伝統工芸品というイメージが強いので丁寧に扱わないと!と思ってしまいます。頑張って「赤べこ」の首をつんっと触るくらいでしょうか。昔の子供たちはどうやって遊んでいたのかな。今でいうと、トミカのミニカーを床に滑らせてたり、リカちゃん人形でおままごとするのと同じような感覚?想像してみたのですが、やっぱり郷土玩具はガシガシ遊ぶより部屋にそっと置いておきたいです。

郷土玩具は子どもの成長や家内安全を願うという思いも込められており、お守り的要素もあります。ゆるキャラみたいに可愛く、さらに縁起物だなんて......最強のおもちゃです。展覧会では、たくさんの郷土玩具が展示してあるので、自分のお気に入りのキャラを見つけるのも楽しそうです。

ちなみに展覧会で出会った、私の推しキャラはこちらの「たぬき」です。

#私の推し

お腹出てる&丸い=かわいい!
丸いフォルムが推しポイントです。


もう一つ丸いフォルムの郷土玩具をご紹介します。

…おや?

あれ、だるまって手足あったっけ。言い伝えによると、仏教僧である達磨大師(だるま-だいし)が座禅を続けていたらだんだん手足がなくなったそうなのですが......。このだるまは手足があるのに加え、開脚しています。柔軟性もあり、筋肉美もちらりと。なんだか人間味溢れているので好きです。さっき、「たぬき」は丸いフォルムがかわいいと書きましたが、この「だるま」は、クスッと笑える郷土玩具でした。

他の「推し」郷土玩具については、私のインスタに投稿しようと思います。よかったら、そちらも覗いて頂けると嬉しいです。展覧会は2/20まで開催中なので、自分の「推し」キャラに出会ったらぜひコメントで教えてください。私の推しの「たぬき」や手足のある「だるま」もどこにいるのか探してみてください!


参考:
ATELIER MUJI GINZA,「無印良品と縁起物 福缶10周年企画 CREATIVE IMAGINATION 展」,
<https://atelier.muji.com/jp/exhibition/4120/>

地主恵亮, Daily Portal, 2020, 「郷土玩具が自宅にある幸せを知って欲しい」,
<https://dailyportalz.jp/kiji/love-local-toys>

日本玩具博物館, 「日本の郷土玩具」,
<https://japan-toy-museum.org/collection/regional>

無印良品, 2021, 「福缶2021」,
<https://www.muji.com/jp/fukukan2021/>

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