当てはまったら要注意?疲れ果てる仕事への考え方【疲れの心理学⑨】
最近の記事では精神疲労について話しています。
疲れについては精神疲労と身体疲労という2種類があって、精神疲労と身体疲労のメカニズムは違います。
身体疲労の方は、単純に体を動かしての疲れるなので、ゆっくり休みましょうとなります。
精神疲労の方は、脳の疲れなので、ずっと同じようなことをしてたり、何かストレスがたまるようなことをしていると頭が疲れるという話なんです。
なので、精神疲労は休んでいるだけでもちょっと良くならないので、疲れを取れるような楽しいことをしたり、満足できることをしましょうということを話してきました。
一連の記事では、精神疲労の回復方法について話してて、体の疲労の方の話はしてなかったですね。
体の疲労についても重要で、体の疲れをまず溜め込まないようにした方がいいということがあります。
そのためには無茶しないことですね。
基本的には、ついついずっと仕事をして、やりすぎてしまったり、これぐらいはできないといけないと思って基準を高めに設定して、長い時間働いたりとか、自分にはこれぐらいできるはずだという感じで、あまりに負荷が高い仕事をずっとしていると、単純に体の方が疲れます。
稼働時間が長いと、人間は適切に休養しないと、体の筋肉の疲労や稼働している分の疲労がどんどん蓄積してしまって、それで結局疲れ果ててしまいます。
最終的に体が悲鳴を上げて倒れるみたいな現象が起こります。
それを司っているのは、思考パターンだったりしますね。
これくらい頑張らないとダメだとか、他の人もやっているから自分もやらないといけないとか、そういう思考があると、ついつい長い時間稼働しがちになります。
なので、そういう「これぐらいやるべき」といった考え方については、うまくマネジメントしていく方が、身体的な疲労にも良いし、体の疲労が蓄積すると、単純に脳の疲労も溜まっていて、うつ状態が出てきたり、逆に睡眠がうまく取れにくくなったりとか、どんどん悪循環になってしまうことがあります。
そういうところはちょっと注意した方がいいかなと思いました。
あとは、単純にスケジュールを詰め込みすぎてしまうと、そのスケジュール通りに動かないといけなくなってしまいます。
ルーティンの仕事をこなしていくのでも、基本的にはいいはずなんですが、絶対にイレギュラーな仕事が入ってくるんです。
イレギュラーで、かつ自分のしたい仕事だったら、無理してでもそこに仕事を入れてしまうし、イレギュラーじゃないにしても、人から頼まれると断れなくて、ついつい仕事を入れちゃって、それで稼働時間が長くなってしまうみたいなことが起こると、疲れが溜まりすぎてしまいます。
スケジュールの管理をうまくやって、隙間時間を入れつつスケジュールを組まないと、結局長時間稼働になって疲れ果ててしまうということが起こります。
過度にやりすぎてしまう思考パターンにうまく注目して、自分なりにそれなりにできるような感じの考えに持っていくということが一つあると思います。
もう一つはそのスケジュールの管理の仕方を工夫することで、うまく対処することができるかなという風に思います。
それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!