気だるげ男子がモテると聞いて実践。体調不良を本気で心配された。

『眠そうな男の子』

最近流行っているらしい。
いつもだるそう（眠そう）だけど、ふとした瞬間にキリッとなるギャップがポイントらしい。

具体的には、「いつもはクール！家だとゆるゆるのスウェットでゴロニャ〜ンと甘えてくるわんこ系（どっちやねん）」「体育の時だけオスになるかわいい系（テストステロン）」「修学旅行の風呂上がり限定メガネ系（伊達でしょ？）」

ようは、ギャップが大事なのだ。
「いつもは・・・なのに、時々・・・になる」
気だるげ構文とでも呼ぼう。

ちなみに比率は「ダル9：キリ1」が理想的らしい。（個人的調査）
さらにさらに、その「キリッ」が彼女の前だけだとさらにいいとのことだ。（独占欲強め）

ビジュアル的には、タレ目で、ゆるふわパーマ。
しかしながら腹筋はバキバキ。
なんともまあ、わがままな。
これでは別の意味で「わがままボディ」じゃないか。

言われてみれば確かに、最近の傾向として、そういう男性が描かれているコンテンツが目につく。
（インスタでカップルエッセイやイラストを嗜む趣味がある）

『いつも授業は爆睡、だけど成績は学年トップ』
『通勤電車でいつも見かけるあの子と満員電車で急接近？！』
『彼女の前では・・・な眠そうな男の子』

そういう男の子が「おはよう」とかほざくLINEスタンプも売られている。（口）

ざっくりまとめると、今日の恋愛市場は「気だるげ男子」これが強い。
ざっくりまとめると、今日の恋愛市場は「気だるげ男子」これが強い。（２）
ざっくりまとめると、今日の恋愛市場は「気だるげ男子」これが強い。（３）

結果は目に見えてるが、念の為。念の為実践するべきだろう。
トレンドを取り入れるのは、私のような「モテたい系男子」ならば必須である。
合わなければやめればいい。まあ合わないのだろうけど。そもそもタレ目じゃないし。

そんなこんなでまずは様子見。
年末年始に実家で実践。僕には３つ上の姉がいる。色々突っ込みたいところはあるだろうが一旦スルーしてほしい。いや、シスコンではない。

さて、朝はとりあえず寝癖を放置。
9時ごろのっそり起きて、スウェットから肩を見せる。
アクセントにクッションを抱きながら「おはよー」と半目でリビングへ入場。

しばらくソファでグデーっとしておく。
母がお雑煮に入れる餅の数を聞いてきても「んーー？」とむにゃむにゃしてみた。

姉は僕をまじまじと見ている。
姉にモテても困るがこれは手応えありか？

「あんた」
「なにーーー」
「具合、悪いの？大丈夫？熱測る？」
「・・・」

本気で心配された。

わかりきったことだったがそれでも事前に教えて欲しかった。
「イケメン限定」だと。

意中の男性やイケメンではないとただの病人になってしまう。
もしくは不機嫌なブサイク。最悪なやつじゃないか。

嗚呼、無情。