7月16日という日
(今まで以上にとてもデリケートな内容です。大丈夫な方のみお進み下さい。)
この一年、この日に戻れたらと何度も苦しみながら過ごしてきました。
今日は、お付き合いしていた彼が亡くなったとされる日。
連絡していれば。押しかけていれば。
なんで離れてしまったんだろう。私じゃなければ気づけていたかもしれない。防げていたかもしれない。
沢山のたらればが頭の中を駆け巡り、自己嫌悪に陥りました。
だってまさか、彼がそんな選択をするだなんて思わなかった。
でも彼は、絶対幸せになるんだよ。って言ってくれてたから、それは絶対守らなきゃと思って、なんとしてでも自分を壊してはいけないと思って、仕事もがむしゃらにしたし、一人にならないようにして、自分を抱きしめられるように頑張った。
人生ってこんなに辛いことがあるのか。心の病で休職した時が1番と思ったら、それ以上のことがあるのかと悲観していたけど、この一年で、たくさんの人に救われて、自分とも向き合い、少しずつ事実を受け止め、自分を受け入れられるようになってきました。
そして何より、彼の残した言葉や彼との思い出。彼を心配していた人々(仲間)との出会いがあたたかかく、私の支えになってくれました。
都合の良い考えではあるのですが、今はなんだか彼がそばにいて、見守ってくれているような。絶対的な味方がいるように思うのです。どんな時も、彼がいるから絶対に大丈夫って。
彼が諦めてしまった生きるということ、私は、なんとしてでも全うして、いつかまた彼と会えた時に、
見てた?私、がんばったでしょ!
あなたがいてくれたから、がんばれたんだよ。ありがとう!
って伝えるのです。
話は変わりますが、開業を決意した理由の一つが、彼のおかげでもあります。
彼の死は悲しいものではあるのだけど、でも悲しいだけでなくて、それがきっかけで、何かプラスのものが生まれたら、と思って。彼のおかげで踏み切れた。私の独りよがりです。
お店のロゴマークの藤は、彼と私のトレードマーク?だったりします。
明日は、彼のご家族と一緒に献花に行ってきます。
今年から私の7月16日は、彼に感謝し、強く生きることを宣言する日。ありがとう。
最後に、彼にもらった心強い言葉を、2つ。
波がありながら良くなっていく
一番しんどい時よりは、ずっとまし
向い風の時は、頑張らない。
立ち止まって体力回復しても良い
追い風の時に頑張ると、気持ちよく走れる。
ゴールできればそれでいい
辛くなった時に思い出す言葉達。
(画像はくどうなおこさんののはらうたIより)