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一期一会とシンプルさ

20年近く前に付き合っていた人から、久しぶりに突然メッセージがきた。共通の知人の訃報だった。前回連絡を取ったのは4年前。その時も同じ用件で、その時は私が連絡をした。

今回は当時同棲していた時によく通って、お店のお手伝いもさせてもらっていた近所のマレーシア料理店の店主の訃報だった。彼女の事を知ってる人が他にいないのでという連絡に、そうだよねと思った。

お店のインスタを見ると、旦那さんが経緯を載せてくれていて、まだ40代だけれど癌で亡くなってしまったそう。去年亡くなってしまった知人も同じく40代で癌だった。年代的に身近な所で訃報が増えていく。

当時バリバリとお店を取り仕切っていた彼女は、あの頃まだ30代前半だったのかと2人で驚いた。彼が5年前に食べに行くと、10年前なのにすぐ思い出してくれたらしく、一言目は彼女はどうしてるの?だったとのこと。時折行きたいなぁと思いながらも、引越してからその駅に立ち寄る機会もなく結局行かずじまいになってしまった。懐かしい美味しい味。いつもの優しい笑顔。あの頃の空気がぶわっと思い出されて、何もかもが懐かしい。旦那さんの投稿によると、初めての海外で20代前半でお店を出されたとのこと。本当にすべてが一期一会だなぁ。


少し前に、撮影した夫婦写真を納品し、週末に確認しますね〜とお返事をもらってから1ヶ月音沙汰なしだった件があり、どうしたかなぁと思っていたけれど、この週末に返事がありとても気に入ってもらえていて嬉しかった。一つずつ丁寧に対応したことに、温かい、温度の通った反応が返ってくる。今まで時間に追われて焦ってやり取りが雑になって疲労困憊してたのはなんだったのだろうというくらい、落ち着いて取り組めば、仕事もまたこんなにシンプルなことだったのかとなんだか思い知らされた。


クリスマスツリーを出してきて娘と飾り付けをした。こんなに早く出すのは初めてかもしれない。娘はすっかりクリスマス気分になり、クリスマスパーティーを始めますとポスターとチケットを作り、娘主導のクリスマスパーティーが開催された。家族3人でサンタ帽やトナカイの耳を付け、ジャンボリミッキーを踊り、クリスマスをテーマにお絵描きをして、出来上がったのを窓ガラスに貼った。楽しくささやかなパーティーだった。


週明け、娘は1時間目から嫌いなテストがあり、2時間目から行こうかなと言っていたけれど、やっぱり1時間目から行く!と頑張って登校した。先々週、娘が楽しみにしていた音楽発表会の頃に1時間目から行く習慣ができて以来、ほぼ毎日1時間目から登校している。1学期から考えると、ものすごく学校に、友達に、環境に慣れた娘。子どもの成長ってすごいな。今日も1時間目から付き添っているけれど、特にやることはない。4時間目に苦手なお楽しみ会について話し合うのが心配ならしく、仕方ないのでそこまで付き添った。終わったので美味しいカレーを食べにきた。嬉しい。

気づけば師走。走らずにのんびりいきたいです。
皆さま、1週間リラックスしていきましょう。

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