それでも、やるしかない。20230219sun241
400文字・25min
妄想散歩と同日。
11:40起床。
やはり曇りだ。
希死念慮が襲う。
が、これが本来の生活リズムか。ウルスラを書いたときは躁状態だったのか。
覚醒剤をやりたいと思った。
都合十六人、主治医は変わったがぼくに真実をいった医師がひとりいる。
「この辛いのを一発で治す薬ってないんですか?」
「蒼井さん、それは覚醒剤です」
東大医学部から一年だけ群馬に出向にきた、新米医師だった。
部屋にのこった二冊の、短編集のほうを手にとってパラパラとよむ。
涙がこぼれる。なん度読んでも涙が。
これが物語の力なんだ。
ネコは部屋ががらんどうになって不安なのか、部屋の隅におしっこをする。日が射した隙にベランダに出てネコの毛を梳かす。
ネットで小説教室の申込みをする。
家をでる。
海沿いの国道にでた。
橋のうえでカモメの大群が空を覆う。
ロードバイクでこのまま力尽きるまで走りたいと、夢遊病者のように小一時間ペダル踏んで、スーパーでプリンを買って帰った。
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