カザフスタンの女 / 20240608sat(400字)
英文)
「ありがとう。それを聞いて嬉しい。また日本に行きたい。わたしは強く願っている」
カザフスタン出身。32歳。美人だ。
プロフでは結婚に対して熱烈な文章。だが明らかに翻訳アプリで加工された文章だった。
カザフスタンをネットで調べる。広大な砂漠の国だった。
彼女の言葉「desire」に感じ入るものがある。
「あなたが指摘したように、見知らぬ国に移住することはむずかしい。わたしは理解している。必ず計画を立てる。それでもわたしは日本人と関係を築きたい。その願望のほうが大きい」
greater desire
ぼくもだと思った。
彼女とぼくとなにがちがう?
ぼくも彼女とおなじく出会いに飢えている。
ぼくはじぶんの小説の価値を見出す所に。
彼女は日本に住みたいと願う。
たがいが成就するは、またべつの場所。
そんな気がする。
「ではメール待ってます」
まてよ?
ロマンス詐欺か?
短歌:
情熱の
種火はけさじ
薪焚べよ
まだ見ぬ朝陽
また薪を焚べ
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートおねがいします
サポーターにはnoteにて還元をいたします