「セクシーボイスアンドロボ」まとめ。20230214tue234
797文字・30min
昨日。雨で体調は悪かったが、ネタ漁りで必死だった。
書けばほとんど仕上がるプロットがあるのに食指が動かない。
なぜだ?
頭に降りてくれば時間を忘れて完成品まで執筆するだろう。
立てたプロットとなにが違う?
時代に合ってない?
既視感かもしれぬ。
新奇性か?
文字起こしを途中までやった黒田硫黄のテレビ版「セクシーボイスアンドロボ」を観た。
七色の声音をもつ十四のニコと二十五のロボットオタクのドラマだ。
第一話は「殺し屋三日坊主」。
簡単な筋はこうだ。
記憶が三日しか残らない殺し屋(あだ名は三日坊主)と、中学生ニコとロボは心の交流をする。
■道具は三日坊主
❶三日しか記憶がない男
☞当時はクリストファー・ノーラン監督の映画「メメント」=「10分しか記憶のない男の復讐劇」が上映されてすぐ。
三日坊主は忘れたくないことノート(道具、詩、お前は自由だ、カレーの匂い、生きた証)に色々メモる。
❷純朴なオヤジの殺し屋☞
リュック・ベッソン監督の映画「レオン」。
三日坊主は怪しい雇主(組織)にロッカーの鍵を渡されるのは「レオン」まんま。ラストで雇主に渡された爆弾で死ぬが。
❸蒼い鳥(自由の象徴)が冒頭から至る所に。
☞名作映画「フォレスト・ガンプ」の鳥の羽のオマージュか。
❹それぞれのキャラに大事なもの(生きた証)がある。
◉三日坊主は、定宿のホテルからでるゴミ、「レシート」「忘れたくないことノート」「ブラックブラックガム」「鳥の餌」「卵の殻(ニコたちカレーを食べた証)」など
◉ロボはロボットの「フィギュア」
◉ニコの父は「牛乳瓶のフタ」
◉ニコの姉は「買った服のタグ」
1話「三日坊主」のテーマは☞「生きた証」「生きた記憶」
ニコの七色の声音のアイデアの元は…
☞当時の日本のモノマネ全盛の時代(コロッケ、栗田貫一、清水アキラ、ビジーフォーなど)からだと思う。
■ニコの特技(七色の声音と人の声を聞き分ける力=絶対音感!?)
■後記
★誤りがありました。
☞テレビ放映は2007年です。
☞演出の意図の推定は2000年12月号(創刊号)から2003年2月号(第13号)にかけて13話連載と勘違いをしていました。
よろしければサポートおねがいします サポーターにはnoteにて還元をいたします