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本を読む

子どもの頃からとにかく本を読むことが好きだった。

とっかかりの、本の中の作られた世界に入る感覚はよくわからないけど好きじゃない。
でもある瞬間グッと引き込まれた感覚、読み途中の続きが楽しみなワクワク、読み終えた後のなんとも言い難い達成感。

そしてやっぱり電子よりも紙をめくって読みたい。

しあわせのパンは映画が大好きで何度も何度も映画を見て、繰り返し読む数少ない本の一つ。


ツバキ文具店は文房具好きの血が騒いで手に取ったのだけど、大正解。今はこの続編のキラキラ共和国を読み途中。
ライオンのおやつも読んだのだけど、小川糸さんの言葉の言い回しがすごく好きで、感覚を的確に文字にする天才だと思った。
あぁ、あのときの気持ちはこうやって表現するんだ。読みながらたくさん付箋をつけたくなる。

喫茶ドードーは短編集。でもその短編の登場人物が喫茶ドードーを軸に伏線のように関わり合っていて、読むのが楽しかった。

音もなく、視覚に入るのは無機質な紙の背景と活字のみ。
でもその中にはいろんな世界が広がっていて、いろんな場所に行くことができる。

2023年から読書記録をつけることにした。
と言っても感想を書いたりとかマメなことは続かなそうなので、読んだ本のタイトルと作者を書き留めるのみ。パスポートみたいな。

今年はすでに5冊目。
一年でまずは30冊を目標に本の世界にでかけようと思う。

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