大寒を過ぎる。春を待つ植物たちのささやきに耳を澄ませること。
こんにちは、青井です。
なんやかんやと忙しく
前回から少し間が空きましたが
スケッチはぼちぼちと描き進めておりました☻
◇今回のスケッチはこちら。
・見頃を迎える蝋梅の花
・青いナギの葉と、熟し始めているまん丸の実
・真っ赤な南天の葉
・春を待って葉を広げる野の草たち
・塩をまぶして蒸した小芋が美味しかったこと
以上を描きました。
今回も前回と同じく、線はつけペンとインクで。
とっても楽しい。
そして、ふと見てみると
スケッチしているノートが半分をすぎて
知らない間に後半戦(?)に突入していたり。
ページが波打って、ぱたん、とは
閉まらなくなってるノートの愛しさよ。
なんてことのない、だけど大事な私の日々が
ここにぎゅっと詰まってる感じがする。
◇冬のスケッチについて、思ったこと
今回のスケッチにも描きましたが
庭や原っぱで、地面を這うように葉を伸ばして
平たくなった野の草たちをよく見かけます。
生存戦略とでも言うのでしょうか。
少しでも効率よく、沢山陽の光を取り込んで
冬を越えようという彼らの知恵を感じる。
たんぽぽやシロツメクサなんて
いかにも春!なイメージがあるけれど
冬はこうして、静かに、たくましく生きていて。
すごいなぁ…、とじわじわ感動してしまう。
冬は色んなものが眠りについてしまうから
暖かい季節と比べて
自然界の動きがうんとスローペースになるだろう…
と、思ってた。
だけど、しっかり目を凝らせば
やっぱり描く手が追いつかないほど
常にうつろい、あちこち変化で満ちあふれてる。
夏は、いのちが爆発していて
何もかもが大合唱しているみたいな感じかも。
だから、変化にも気づきやすい。
だけど
冬の場合は注意を向けなければ気づくこともないような
ひそひそとした小さな声。
だから、冬のスケッチって
そのささやき声に耳を澄ませるような
そういうものなのかもしれないなぁ。
そう思ったりしたのでした。
読んでくれてありがとう☻