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4月の読書メモ

3月の読書メモは何読んだか書き留めてたんだけど、4月は真っ白。
何読んだっけな、というところから。1冊思い出した。


読書メモ

幸せをつくるシゴト|山川 咲

私のnoteにはたびたび”IWAI”という言葉が出てくるのだけど、正式にはIWAI OMOTESANDOという結婚式場の名前。
運営するのがCRAZY WEDDINGという会社で、その会社を始めた女性の本。

三章の、エアーズロックの場面が印象に残っている。
大袈裟かもしれないけど、私が結婚式を挙げることへの葛藤と決断、困難を重ねて読んでいた。結婚式への批判を恐れながらも、IWAIでなら挙げたいと契約した。結婚式費用を稼ぐために入った会社のカフェテリアで読みながら、勇気づけられたのを覚えてる。

四章の創業者自身の結婚式は「この人自身がCRAZY WEDDINGを体現していたんですね」と、妙に納得した。皆の記憶に残る式だったけど、相場の倍もかからなかった、というのも印象に残ってる。

改めて、IWAIを選んで良かったと思えたし、見えない頂上に向かって頑張りたい思えた。

毎日読みたい365日の広告コピー|WRITES PUBLISHING

手紙を書くのにかかった時間は、
その人を想っている時間です。

コピーライター:富田安則

2月のある日、このページの画像が夫のお母さんからLINEで贈られてきた。
葵さんに共有です、って。

それがすごく嬉しくて、何かのタイミングでこの本を贈りたいなと思っていて、4月の誕生日に差し上げた。
夫の誕生日である1月18日の言葉は夫と、夫のお母さんの関係性とぴったりだなと思った。

毒親|中野 信子

言ってしまえばつまり、毒親というのは、そういう親のことそのものを指す
というよりも、その子と親との相性の悪さを示す概念であり、相性の悪い親のもとで育ってしまった「毒親育ち」の子どもたちの、現在の状態がどれほどのものかを問う指標として有効だといえるでしょう。

最後の方で、納得したところ。

3年前、職場の人に「葵さんのところって毒親?」と何気なく聞かれた。自分とその言葉は無縁と思っていたので驚いたのを覚えてる。多分毒親じゃないけど問題はあるし機能不全家族ではあるかなあとか、当時の私は考えた。

この本には沢山の付箋がついて、図書館で借りてたので返すときに付箋はがすのが大変だった。結局買って、付箋のついてない本が手元にある。付箋の役割とは。

昨年秋、自分の親子関係の新しい事実に気づいてから、眠れない夜が続いてよく嗚咽混じりに泣いてた。それから自分が楽になりたくて、実母に事実を問うLINEをして、そのLINEは実母を相当傷つけるものになった。
そんなの送ってもどうしようもないと今はわかるんだけどね。

この本に早く出会いたかったなという、またどうしようもないことを思ったり、言葉は戻せないことを体感したりした。

あとがき

『家族という病』も読んだ気がするけど書くほど思い出せないや。
最後の毒親は、論理的に解説されてるのが良かった。

4月は父の店のInstagramアカウントを運用し始めた。父が復帰するまでの間の代理で。父のことは長年嫌悪し続けたからか、1回死にかけたからか、子どもの頃と比にならないほど嫌悪感が少ない。

精神科の先生からは、合わない親とは距離を置くこととアドバイスを受けた。この距離がどれほど続くのか、終わらないで死ぬのか分からない。

親子って、夫婦とも兄弟とも違う、独特な関係だよなあと改めて考えた。

そういえば4月の末ごろ、夫と、夫のお母さんと食事に行った。
夫の高校時代のお友達が1日限定で家族でカフェをやるということでそちらに。家族の得意分野を持ち寄って1つのお店が出来ていて、とても素敵だったな。

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