お祝いの言葉が見つからない
ふたりを祝う言葉はなんだろう。
パーラーイワイ
私が結婚式を挙げたIWAI OMOTESANDO(以下、IWAI)では、不定期で季節のパフェを楽しめる"パーラーイワイ"が開かれる。
今回のパフェは桃。絶対に行きたい。
7月8日の19時25分、チケット販売の5分前からスマホに張り付いて、無事に20時のチケットを購入した。
仕事の後に誰かと待ち合わせをしてIWAIへ行く。
そんな嬉しいイベントに誰を誘おうかと考えた時、お祝いしたいふたりの顔が浮かんだ。どちらかを誘うのではなく、ふたりで楽しんで欲しいと思った。
翌日チケットの譲渡についてIWAIに確認後、パーラーイワイをプレゼントしたい旨の連絡をして、無事にお譲りすることが決まった。
お祝いの言葉が見つからない
チケット譲渡が決まった旨をIWAIに連絡しようとした時、依頼するメッセージの内容に迷いが生じた。ふたりは”結婚”したのか。
今回パーラーイワイに案内したうちのひとり、やまたくは結婚の過程をnoteに書いている。そこで確認しようと思った。
・結婚 v0.2.0
結婚 v0.2.0を読んでみる。
未来形。
当時は結婚を決めた状態で、結婚はまだしていない様子。
もう少し読んでみる。
2だとしたら、お互いを人生のパートナーであることは認識している様子なので、ふたりの中ではすでに"結婚"の状態にあるのか。
もう少し読んでみる。
"「結婚」してるわけではねえしな笑"
結婚はしてないのか。
であれば<ご婚約おめでとうございます>が無難かもしれない。
・結婚 v0.3.0
そういえば、メッセージプレートのついたケーキを見た覚えがある。
ヒントとなるメッセージはないか。
"Happy Anniversary"はたしかに色んな意味を包括するけど、私の言葉として違和感があるのと、私はふたりの考える"結婚"を祝いたいので、贈りたい気持ちとは少し違う気がした。
・結婚 v0.5.0
お祝いのメッセージプレートが他にもあったはず。
読み漁った。
私は、Happy Wedding≒ご結婚おめでとうございます、という認識。
"笑"を付けているということはやまたくの認識ではWedding(結婚)ではないということか。しかし"結婚の形がどうであれ"という表現は、ふたりにとっての"結婚"を既にした状態にもとらえられる。
"笑"を加味するとやはり<ご婚約おめでとうございます>がベターか。"すごく長い婚約状態に入った"とも別の記事で書いていたし、"婚約"で間違えはないのだろう。
私はひとりでミルクボーイ状態。
言葉が存在するって便利だと思った。
お祝いの言葉を見つけた
・結婚 v0.6.0
<ご婚約おめでとうございます>が最有力だと思ったものの、もっと適した言葉がある気がして、翌朝IWAIへのメールは下書きのまま家を出た。
通勤電車の中で、ふたりの"結婚"についてこんなに記事を書いているのだから、きっとこの中にヒントがあるはずだと考えて再び結婚 v0.2.0から順番に読み始めた。
結婚 v0.2.0、結婚 v0.3.0、結婚 v0.4.0、結婚 v0.4.1、結婚 v0.5.0、結婚 v0.6.0、、
結婚 v0.6.0、これだと思った。
法律婚にとらわれず、ふたりで結婚を考えてアップデートしていく姿を素敵だと思ったんだ。
だから最新バージョンを祝うことにした。
・当日のこと
当日の様子をやまたくがシェアしてくれた。
レターギャラリーでの写真、ゲストルームの動画、サプライズで運ばれてきたメッセージプレート。
送信時間を見るとリアルタイムで送ってくれていたみたい。
ふたりが楽しんでいることが伝わってきて、この時のために考えたメッセージも喜んでもらえた様でとても嬉しかった。
余談、私の桃パフェ
・諦めないで良かった
今回のパーラーイワイは「ぜひこのふたりに!」と贈ったものの、私も食べたい気持ちはもちろんあり、増枠を知ってすぐに申し込んだ。
結婚式にゲストとして来てくれた友人と行った。
メッセージ無しで申し込んでいたところ、当日IWAIへ行く前にとっても嬉しいプレゼントを頂いたので、そのお礼をプレートに書いていただいた。
(急なお願いにご対応いただきありがとうございました!)
美味しかった。特にラズベリーチップスの美味しさに驚いた。
ペアリングドリンクの"桃のベリーニ"もとても好きな味で、パフェもドリンクも、美味しいが多すぎて味覚が忙しくて(伝わる?)休憩として時々水を飲んだ。
「美味しい」「来られて良かった」「食べられて良かった」って何度も言ってた気がする。
「これはなんだろう」「スパイシーの正体はどれか」とパフェに向き合ったり、「夏休みの宿題、いつやるタイプだった?」「今、一番ほしいものは?」とコースターに用意された質問に答えてみたり、いつもと違う会話も楽しかった。
そういえば結婚式を終えてから初めてのパーラーイワイだった。
以前と違ってCRAZY PEEPSの仲間がいて、知っているスタッフの方が増えて、着席するとお世話になったぴょんさんからのメッセージがあって。結婚式に夫側のゲストとして参列してくださった方との再会もあった(びっくりした)。
初めてパーラーイワイに来た時はIWAIでの結婚式を諦めていて、こんな未来があるなんて想像がつかなかった。嬉しくて幸せで、この気持ちをお裾分けしたい。
今回3人にプレゼントしたのは、ある意味でお裾分けだったのかも。
やまたくは忙しそうだと思いつつ「ふたりにパフェを贈りたい」と気持ちを伝えてみて、友人には消しゴムはんこのお礼も伝えられて、みんなが驚いて喜んでくれて嬉しい。
数年前の私なら、相手の都合を勝手に考えて遠慮することが珍しくなかったのだけど、変わってきたと感じる。諦めないで良かった。
・さらに余談
パーラーイワイは申し込みの時点で決済が完了するので、当日のスマートさがすごい。この仕組みがとても好き。
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