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#とどける博物館 石見銀山資料館の果敢なプロジェクトにエナジーをとどけよう!

プロジェクトとの出会いは友人のInstagramからだった

何気なく見てたInstagramのストーリー。
同じ街の友人の投稿でこのプロジェクトに出会った。

#READYFOR #クラウドファンディング

長野県から移住してきた女性が主体となって頑張ってるらしい。友達、の、友達、だった。

プロジェクトを立ち上げたきっかけは、「地方が抱える博物館へのアクセスの課題」

世界遺産史跡、石見銀山の町並みの玄関口に建つ、石見銀山資料館。(中略)世界遺産であるこの地で、受け継がれてきた資料から歴史を学ぶだけでなく、平和や人権、自然環境、生物多様性などを考える場所としても、国や地域、性別や年齢、障がいの有無に関係なく誰もが石見銀山で学びを享受する場所を目指し、調査研究や資料の保存、教育普及活動を行ってきました。

そしていま私たちが課題としているのが、博物館へのアクセスが困難な方々へ向けた活動です。私たちは、博物館は人々に幸福を与える役割があると考えています。博物館がもたらす幸福は、貴重な資料や素晴らしい芸術作品との出会い、それらを通した学びと創造、そして人と人との交流です。

しかし、博物館にアクセスできない人に向けては、その役割を果たせない課題がありました。私たちはこのような問題に危機意識を持ち、博物館を能動的に届けることに取り組むことにしたのです。

そこで光を見出したのが、デジタル技術の活用です。バーチャル空間に博物館展示を作るプラットフォーム「Virtualion®︎(バーチャリオン®︎)」の開発者と出会いがありました。

専門業者に委託し制作するバーチャルミュージアムとは異なり、Virtualion®︎は誰でも簡単な操作で展示が作れるソフトです。

時間や空間の制限のないバーチャル空間では、誰もが触れることの難しい繊細な資料や、収蔵庫に眠っている資料も制限なく展示できる他、例えば古文書と動物など、これまで忌避された資料同士を組み合わせて展示することも可能です。そして、インターネットを通して世界中に届けることができるのです。

Virtualion®︎の技術と理念に共鳴し、バーチャルとリアルの博物館の相互発展を目指して石見銀山資料館内に支店を迎え入れることになりました。

プロジェクトを読んで気づいた「真っ当なテクノロジーの使い道」への渇望

「インターネットこのやろう」とか、「テクノロジーこのやろう」って思ったことは無いだろうか。私は、ごまんとある。

テクノロジーは、真っ当に使えば人を幸せにする手助けも出来るし、本質的な解決に繋がることもある。でも、不毛なテクノロジーの使い方をする数多の例を見てきて、私はうんざりしていた。なんでテクノロジーのおかげでスマホ越しに不愉快にならねばならんのか、とかね。

でも、これは違う、と感じた。テクノロジーで、リアルな場としての博物館の良さを維持しながら、その機能を拡張し、新たな接点を生み出すものだと思った。真っ当なテクノロジーの使い道だ、と。

テクノロジー活用の好例:「ヒロシマ・アーカイブ」

テクノロジーはこう使うと有益、というお手本のようなサイトを参考として貼り付けておく(ぜひ戦争の恐ろしさ、核兵器の恐ろしさを感じてください)。広島原爆の実相を世界に伝え残していくための、インターネット上のアーカイブ。

このプロジェクトに成功して欲しい理由①友達の友達⇨友達、②地方の博物館の先駆けになるかも

なんでこうしてnoteを綴ってまでプロジェクトを推すのかという理由の一つ目は、大切な私の友達の、友達。が、プロジェクトを行なっていたから。私は島根県松江市に住んでいるけれど、同じ島根県にある石見銀山に訪れたことは、私にとっては遥か昔の記憶すぎて(幼すぎて)覚えていない記憶だ。でも、とても良い街だと聞いている。いずれ個人的に訪ねてみたい場所の一つだ。友達の友達⇨友達、という気持ち。

そして二つ目は、地方の博物館(ひょっとしたら美術館なども?)の先駆けになるのではないか、という可能性を秘めたプロジェクトだということ。きちんと業界の地図や事情に詳しいわけでは無いけれど、地方の博物館としては結構果敢な挑戦のように見える。もちろん、コロナ禍で様々な施設が見直しを図り、テクノロジーの導入を試みたことも幾らか知っている。でも、これが成功事例として残れば、他の地域の博物館にとって、石見銀山資料館が良いロールモデルになる、一つの成功事例として残ってくれるかもしれない。

「本と松江とカルチャーが好き」なので

本と松江とカルチャーが好き、を標榜する者として、カルチャーを残していこうと努力する人は、輝いて見える。政治家も採算の取れない文化施設に否定的な意見を表明する人も出てくる、カルチャーにとって生き残りが厳しい時代だと思う。でも誰かが残してくれたから、今私たちはその恩恵に預かっているのだと思う。そして、そのバトンは誰かが後世に引き継がねば、途切れてしまうのだと思う。地方も厳しい。博物館も含め、カルチャーも厳しい。そんな中で新しい挑戦をする人達を、ぜひ応援したいと思う。

というわけで…どうかよろしくお願いします。

プロジェクトがAll or Nothingのため、規定の金額に支援が満たない場合は無効になってしまうのです。どうかどうかあなたのお気持ち、エナジーを、「とどける博物館」にとどけてください。

リンクを踏んでくださるだけでもありがたい。シェアしてくださるだけでも。「気になる」を押してくださるだけでも。もちろんご支援して下さったら、私はリモートで自宅から手を合わせて拝ませて頂きますよ。プロジェクトがもしサクセスしたらお祝いですね。

おまけ:「祈り 届くなら 安らかな場所に居てよ」

プロジェクトの成功、そして石見銀山資料館の成功を心より祈りつつ。島根県松江市より。

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アオイ@本と松江とカルチャーが好き
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