No.59 スマホ脳からの脱却
第59作:スマホ脳からの脱却 (2021年7月9日)
今、書店に並んでいる『スマホ脳』は、立ち読みで斜め読みしかしていませんが。
スマホ脳と言えば、思い出がある。人生の中で最も充実した1年は携帯電話を持たずに過ごしたアメリカでの1年だった。
大学3年を終了した後、1年間休学してアメリカはシアトルに留学した。当時、日本ではピッチからガラケーが主流になってきた時代。留学仲間は当然のように携帯電話を持った。
ぼくは敢えて携帯電話は持たず。
だから、「待ち合わせは前もって決めておき、約束通りの時間に約束通りの場所へ」という昭和というか、小中学生の時のような暮らし方。
でもね、携帯電話に時間を奪われることはなかった。無用に他人との比較に晒される時間もなかった。やたらと生活が分断されることもなかった。
その分やりたいことに時間を注げ、やりたいことに集中できた。
今はスマホは私生活でも仕事でもそれこそ必須ですが。でも当時の生活の充実ぶりは20年経ってもその記憶が色褪せない。