Day15 再開？まとめてみよう心理学の世界 アのひと
心理学まとめっちんぐ７きたー
１ 心理検査
２ パーソナリティ検査
３ パーソナリティ 類型論
４ パーソナリティ 特性論
５ フロイト
６ ユング
以前、無意識を研究したひとを取り上げてブログを書いていました。
ジークムント・フロイト
カール・ユング
フロイトは、無意識を発見し、精神分析の父と呼ばれるようになりました。
ユングは、フロイトと共同研究をしていましたが、
フロイトと袂を分かち、神話や伝承などを研究していく道を進む中、
フロイトとは違う無意識を研究し、集団的無意識を論じ、
無意識の分野の現代にもつながっていく研究を広げたといえます。
今回は、『嫌われる勇気』という本で一気に日本でブームになった
（2013年 岸見 一郎・古賀 史健）
アルフレッド・アドラー
について、まとめていきます。
※ これは私が理解した範囲でまとめているので、細かいところはお許しを～
違う、ってところは、ご指摘いただけると幸いです。
フロイト／ユング／アドラー 合わせて、心理学の三大巨匠と言われています。
一般的にはあまり知られていないようですが、
アドラーは、もともとフロイトと共同研究をしていました。
フロイト『夢分析』が出版されたのが1900年。
1911年、アドラーはフロイトとは決別、自分の心理学を創設します。
アドラーの心理学は、個人心理学と呼ばれています。
個人とは分割できない存在である、という考えを根本としています。
アドラー 1870-1937 オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。
彼もまた、ユダヤ系の血をひいています。
フロイト、アドラーといい、やはりユダヤの方は常識にとらわれず
ものごとを深く探求していきますね・・・
1902年フロイトの研究グループに招かれ、そこから精神分析とかかわり始めます。
そして、上記のようにフロイトと決別し、
仲間とともに、のちの個人心理学会となる自由精神分析協会を設立したのが1911年でした。
フロイトとアドラーの違いはなに？というところは・・・
フロイトは「トラウマ」が苦しみの原因と考えている論です。
「原因論」： 過去の経験が原因となって今の行動が規定される。
アドラーの論は、原因は根本的にはないと考えている論です。
いうなれば、「原因」は、自分が捏造している・・・と考えるわけです。
第1次世界大戦が勃発、1916年軍医として従軍します。
その中で、神経症の患者を大勢観察していき、
共同体感覚の重要性を見出し、個人心理学の基礎としました。
その後、教育改革に従事したり、児童相談所を設立。
1920年代は、子どもたちの精神的な健康のために
革新的な考えを持つ心理学者として認知されていきます。
ヨーロッパ、アメリカを行き来しながら、
アドラーは精力的に活動し、国際的に名声が高まります。
個人心理学についての賛美は高まる一方、
診療、講演、著書と多忙な生活が続きました。
1935年にはアメリカへの移住をしています。
アドラーは日本で絶賛されていますが、日本向けの心理学と言われていますね。
それは、アドラーが唱えている論が、
日本人の社会の特性のなかで生きている私たちに響きやすいから、とは思います。
とはいえ、「原因は私たちが捏造している」と言われて、
「エッ」とか思いませんでしたか？
私は、けげんな顔をしちゃいそうです。
特に私は『嫌われる勇気』をなんと！読んでおりません・・・
そのため、ビックリします。原因はない、なんて・・・
原因はない、と言われ、日本人がしっくりくるかなぁ～なんて思ったり。
でも、日本で人気が出たのには、彼が行ってきた活動とか、
彼の打ち立てたほかの理論が、日本の組織社会に響いたんだろうなぁと思う感じです。
共同体感覚とか、児童の教育を革新的にする活動をしたりとかのあたりかな・・・
そのあたり、詳細の彼の論は、明日以降・・・
今日は、もういっぱいだよー
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心理学についてまとめた過去のブログのはじめ
https://meism.hatenadiary.jp/entry/2020/07/13/233341
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