畑を借りてみた 2
今年、秋って、あったっけ?
そう思うくらい、体感としては、ほぼ「夏」のまま10月半ばぐらいまで来た気がします。その後もせいぜい「あったかい秋」。かと思えば今日は急に冷え込み、真冬並みだそうです。
日々何となくボーッと過ごしてしまうのも、仕事にやる気が出ないのも、すべて季節感が狂ったせいにしてしまいたくなります。
一方、植物や動物たちは健気に季節を捉え、自分たちのやるべきことをやっている。
庭で育てていたざる菊(昨年もらった時は完璧な「ざる」だったのに株分け後の今はただの菊)は11月になって元気に黄色い花を咲かせてくれました。
渡り鳥のジョウビタキは「今年も来たよ!」という感じで「カッ! カッ!」と鳴いて、10月末にはうちの庭に降り立ってくれました。
私たちもようやく、11月に入って畑の雑草を抜き、ブロッコリーやセロリ、レタスを苗から育て始めました。
多分、もう少し早い時期に植えるものだと思うけれど、仕方がない。
素人なので本を読んだり、苗屋のおばちゃんに土作り、畝の作り方を教えてもらったりして、なんとなくで育てています。
まあ、自分たちで食べられれば楽しいね、ぐらいの感じです。
雑草を引き抜くのがとっても大変だったけど、ちょっとずつ成長を見せてくれる野菜たちに癒されます。
しかし、レタスの葉はどうやって丸くなるんだろう? 今のところ好き勝手な方向に葉が育っているフリースタイルのレタスです。
畑主に似たのかもしれません。