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11,000年前の人骨と日本最古の磨崖仏


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日本における摩崖仏は、奈良時代から平安時代初期に唐から帰国した僧が彫ったもの

こちらの大谷寺の大谷観音は、平安初期に空海が彫ったとされる千手観音です。

拝観料を払い、はじめて見せていただきました。石仏は撮影禁止のため写真を撮ることはできませんでしたが、またすぐにでも拝見しに行きたいと思います。中禅寺の立木観音に出会った衝撃を上回りました・・なんで、近所なのに足が向かなかったのか不思議で仕方ないです。

空海の説話を読んでいると水場で悪さをする蛇やもののけをうまく制してみんなから喜ばれる、そんな話がとっても多い。水に関する何か、

当時の治水についても調べてみたいと思いました。

さて、日本の摩崖仏の約8割は大分県に集中しているようです。

破壊されてしまったバーミヤン石仏と似ているらしい大谷観音。

空海が810年に彫ったとされますが、実際はアフガニスタンの僧侶が彫刻した、日本のシルクロードと考えられている。

最初は、岩の面に直接彫刻した表面に赤い朱を塗り、粘土で細かな化粧を施し、さらに漆を塗り、一番表には金箔が押され金色に輝いていたそうです。

千手観音には千の手と千の目があり、手のひらにも目がありいつも私たちを見守っています。そして、たくさんの手で宇宙にあるすべての人々の、生き物を救ってくださるありがたい観音様です。お参りの際は、その大きな心を思い、世界の平和と人々の幸せを願い、合わせて感謝の気持ちで合掌してお参りしてください(大谷観音のパンフレットより抜粋)

以前、訪れた宇都宮市内にある高龗神社は大谷と異なるが同じように石壁をくりぬかれて作られている。多分、祭礼というよりは古墳もしくは石や自然に対するアミニズムがされていた場所なのではないかと思う。

特に、大谷寺は縄文時代11,000年前の人骨が発見されている(実物を見ましたが、20代男性のミイラ。とっても白い歯が残ってて健康的?)

不思議なのが、四大文明とされる時代よりも縄文時代の方が古いということ。世界史を先行していた私は、世界の、人間の歴史の起源がどの地点なのか迷子(笑)。


こちらのサイトの宝物館をご覧ください。

御止山登山道があり、閉鎖中で登れませんでした。


また、伺いたいと思います。

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