見出し画像

他人に常にイライラしている自分の悪いクセ

自分の周りの人には人以上に気を遣うことができ、人の顔色を見て行動できる私。

みんなから「優しい」と
何度も言われてきました。

でも、実は、すれ違う人や電車の車両が同じだった人、赤の他人にはとにかくイライラすることが多くて、かなり態度に出すような最低な人間でした。

赤の他人にイライラをあからさまに出すことが自分の悪いクセになっていて、結婚してからも夫に「今のは辞めたほうがいいと思うよ…」と言われたことがあります。

いつも無意識にイライラしては、夫からのささやかな注意に、自分のしていることにハッと気づくのです。

例えば、レストランですごくうるさい四人組が隣のテーブルに座ってきたとき。

夫の声がその四人のせいで全然聞こえなくなり、つい隣の四人組をチラチラ見ては睨みつけてしまう自分…。

映画館でもう最初の宣伝の動画も終わりようやくはじまるというときに、ギリギリにきたカップルのために前に置いといた荷物をわざわざどかさないといけないとき。

「迷惑…」と、小声でつぶやいてしまったことがあります。

電車に乗っているときも、周りには空席な席がたくさんあるのにわざわざ自分のとなりにピタリと座られて、なんで席がたくさん空いているのに自分の隣りに座るんだよーと、あからさまにため息をついて睨みつけてしまったこともあります。

色々なタイミングで人を睨みつけたり、ボソっとイライラの言葉を出してしまうのです。

こうやって自分のしてきた態度や行動を振り返っても、本当に器の小さな人間だと思います。

私は多分、今まで自分と関わりのある周りの人に必要以上に気を遣い、自分の気持ちやありのままの自分で関われたことがなかったので、不思議と自分を知らない赤の他人には当たりが強くなっていたのだと思います。

いつのまにかそれが悪いクセとして無意識のうちに自分に根付いていったのだなと思うのです。

今でもこの悪いクセが出てしまうことがあるので、その都度自分と向き合っています。

自分にとっての悪いクセを見つけることで、
それを改善していくことが自分を好きになれる新たな一歩にも繋がります。

私はこの悪いクセを夫に言われるまでは気づけませんでした。

でも不思議と自分が赤の他人にイライラをぶつけたとき、結局はそんな自分が嫌で自分自身にもイライラしていることが多かったです。

他人から感謝されたときや、優しい態度で人と関われたとき自分のほうが、あとから良い気持ちになれますよね?

自分が他人にしていることは必ず自分にも同じ感情で帰ってくると私は思います。

みなさんの自分の悪いクセは何ですか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?