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31.家族にアーユルヴェーダ食を振る舞う〜2024.11月〜

【本日のディナー】
・ターメリックライス
・茹でブロッコリーとレンコン
・人参と生姜のドレッシング
・りんごのスパイス煮
・ひよこ豆スープ


習ったアーユルヴェーダ料理を家族へ振る舞うシリーズ、今回が最終回です。なぜならば、この講座の修了となるからです。

今年1月から現地参加とオンラインを併用しながら毎月1回、アーユルヴェーダ栄養学という講座を受けました。12月末、習ったことを活かし、現地にて調理試験を受けて栄養学講座は修了です。

アーユルヴェーダの学習を進めると、料理やオイルマッサージ、ハーブ・スパイス類を取るだけではないことが分かります。自分の体、心、魂、感覚器官の使い方教えてくれます。何を取り込むか、何を取り除くのか、物質と意識の調和を考えます。そこには人間の正しい生き方や健康法が記されています。そして、アーユルヴェーダには宗教学が含まれており、それがより一層非科学的でスピリチュアルな印象を強くしているのかもしれません。

日本も御経を唱えたり、座禅を組む文化がありますよね。参拝する時は手を叩き合掌。日本各地の伝統的お祭りも神々に豊作、平和祈願等の祈りを込めて行われます。アーユルヴェーダ行われていることと、日本の行いを重ね合わせて考えると、御経はマントラ、両手を合わせる行為はムドラ、座禅はヨーガや瞑想、と私は考えてます。共通点は「祈り」かもしれません。いずれにせよスピリチュアルです。

それはさておき、学びは続けます。ただし、今の私にとって優先すべきことは、私生活でも仕事でも、出会う人と向き合うこと。そして自分の子どもの自立を促すため、母ができる「見守る」というプラットフォームづくりに時間を費やすことです。

アーユルヴェーダ関連の学習は細々続け、いつか人のためにこの知識を活用してみたいと思います。

投稿回数は減ると思いますが、学びはnoteを活用したていきます。今後ともよろしくお願いいたします。


では、スープづくりからスタート。
ひよこ豆を2日前から水で戻し、茹でて戻す。時間をかけた分、柔らかく、ホックホクの豆に仕上がった。温まったオイルに生姜やヒング等のスパイスを投入。季節はヴァータ優勢だが、実習故、カファシーズン(2月〜4月頃)向けのレシピであり、カファ向けのスパイスを入れた。カファとヴァータ共通点は冷たいところ。そのため、温性のスパイスというのは共通である。

 オイルはギー選ぶ。
ギーはヴァータとピッタを下げる。

そこからベジタブルストックスープを入れるのだが、昆布出汁で作ってみる。そこに青梗菜、キャベツ、いんげんを入れる。煮込んで完成。

キャベツはヴァータドーシャをが増加、秋冬は適さない。
青梗菜も苦味の野菜なので、カファ向け。
青梗菜などのアブラナ科は癌対策に有効である。

次に、人参と生姜のドレッシングづくり。
これは簡単。人参を茹でて、刻み生姜とオリーブオイル、塩入れて撹拌。これで出来上がり。このドレッシングの美味さは、思わず「おいしい!」と声高になりました。
野菜はブロッコリー。実習は、レンコンは使っていません。ただ冷蔵庫に余っていたので使っただけ。レンコンは黒ずみ防止に酢を入れて茹でました。

人参を茹でる。
撹拌する。

次、りんごのスパイス煮。
りんごは姑の畑で取れた自家製です。クローブ、アムラ、カルダモン、シナモンなどのスパイスで煮込む一品。(料理の写真を撮り忘れました)

秋の一コマ。

続いてターメリックライス。
オンライン実習中はレシピだけを聞いて、オンライン終了後に作ってみました。ジーラライスをベースに人参も入れて、ターメリックと塩を入れて炊きました。

出来立てが旨い!!

完成でーす。\(^o^)/

スープは別ですが、ワンプレートで盛り付けてみました。

しかし、料理完成後、問題発生です。
娘と夫はこれを食べないない、と言いました。夫は豚肉でガッツリメニューなポークケチャップを作り、晩酌。娘はインスタントの味噌汁を作り出す。

・・・。(TOT)

添加物は消化できるのか、昼も夜も肉食べ、アーマはが増えるのに…。こんな説明はうざいでしょうね。

「アーユルヴェーダを伝えたい」なんて言いましたが、身近な人からアーユルヴェーダとはなんぞやを広められていない事がよ〜く身に沁みます。
私の感想ですが、家族が皆が違うものを食べる食卓は、美味しいものではありません。

拒否する2人、オイルマッサージは喜んでくれるんですけどぉ。苦笑。

息子と姑は美味しい言い食べてくれましたよ。(^^)

最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた。


【アーユルヴェーダ基礎知識】
〈シャットクリヤカーラ〉
健康な状態から病気になるまでの6段。

1段階 蓄積 自分でも気づかない
2段階 増悪 食事でけではおさまらない。生薬、運動療法等取り入れる。
3段階 拡散 パンチャカルマ、オイルトリートメントなどを行う。
4段階 定着 アーマ(毒素)が下半身や弱いところへ向かい、くっつく。
5段階 発症 痛みが生じる。病院へ行く状態。
6段階 慢性化 完全には治らない。

・現代医学は症状が出てから病気の診断。
・1段階、2段階は自分でも気づかないことがある。合わない食べ物、ライフスタイルを続けていることで、ドーシャを乱す。
・心身症状に現れるのは3、4段階目。
・どのステージでも食事療法は絶対である。

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