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東北の魅力再発見の旅:仙台編

遠野を後にして、次は仙台へ。
仙台には友人がいて、一緒に「一杯」から始まりました。


牛タンだけじゃないよ


仙台といえば牛タンですよね。
しかし、牛タン以外にもおいしいものがたくさんありました。

グルメな友人が連れて行ってくれたのはこちらでした。

東京にもお店があるようです!

お通しからして、美しい!
期待が高まります。

友人のお勧めは「金華サバ」。

金華サバとは
金華山沖で漁獲され、石巻港に水揚げされた旬の大型の真鯖
決まった時期に漁獲され、厳選された大型の鯖にのみ金華鯖という栄えあるブランド魚の称号が与えられるのです。

しめサバです。

行ったお店は「藁焼き」はやっておらず、
他の支店ではやっているとのこと。
友人はとっても残念そうでした(笑)

次にタラの白子。

私の実家青森でも、昔は冬になるとタラがよく獲れていました。
(今はほとんど獲れないようです。)
父が好きで、冬は毎日のようにタラの鍋を食べていました。
私は子供だったので、カレーライスとかハンバーグが食べたくて(笑)
本当にイヤでした。。
タラの鍋がおいしいと感じるようになったのは、つい最近です。
でも、小さなころから白子は大好きでした。

ものすごく新鮮でした!

<参考>
仙台は「かき」が有名です。
私は本当は大好きなのですが、2度ほど激しい蕁麻疹が出て、
今は控えています(涙)

https://r.gnavi.co.jp/nkn16bxg0000/

次は、王道の牛タンです。
(以降、写真は拝借しました。
食い意地のほうが勝って、最初しか写真撮ってない。汗)

https://kinichiro-sendaiekimae.owst.jp/

ペラペラの薄いのではなく、厚切り!
味付けはいたってシンプル、しっかり食べ応えがありました。
ぜいたく!

そして、、セリ鍋!

https://ssl.centuryhotel.co.jp/?p=1355

鴨出汁のスープに、具は鴨肉、仙台麩、せり。これだけ。
そしてセリは「根っこ」ごと食べるのだそうです!
セリの根っこは柔らかくて少しも違和感がなかったです。
面白いですね。
めちゃくちゃおいしかったです!

いやー、おなかがはちきれんばかりでした(笑)
ごちそうさまでした!

【番外編】
皆さんご存じとは思いますが。
お土産スイーツは「萩の月」がテッパンです!
もし、もし、、食べたことがないというあなた。
「どうせカスタード饅頭でしょ?」と思っているあなた。
食べてみてください!
私の40年来の大好物です。


松島へ


翌日は「松島」へ行きました。

https://www.nippon.com/ja/guide-to-japan/gu900005/

仙台から電車で30分と、とてもアクセスが良いです。
「松島海岸駅」で降りると、目の前に美しい風景が広がっています。

松島はいわゆる「景勝地」日本三景の一つとのことです。

日本三景とは、京都の「天橋立」、広島の「宮島}、そして宮城の「松島」のこと。

松島とは、松島湾内外に浮かぶ260余りある島々の総称です。
はるか昔は丘陵でしたが、地殻変動によって沈下し、山や丘の頂上部分が海面に残り島となりました。
仁王島、千貫島、小藻根島、鐘島、双子島、かえる島、鎧島など、大小全ての島に名前がついています。
風光明媚な松島ですが、古来から月の名所として知られていました。
仙台藩初代藩主・伊達政宗をはじめ、俳人・松島芭蕉や、アルベルト・アインシュタインなども、月見目当てに松島を訪れたそうです。

松島は、年間でおよそ300万人以上の観光客が訪れます。

https://matsushima.miyaginavi.jp/appeal/


古くから知られた景勝地


松島は古くからよく知られていたようです。

松島は、平安の世から歌に詠まれたり、絵画に描かれていたりしたため、その名称はよく知れ渡っていました。

伊達政宗の瑞巌寺、五⼤堂など、様々な寺院が建ち、段々と松島を訪れる⼈も多くなっていきました。
その美しさから、松島の名所を歌に詠んだり、名所を宣伝する本も多く世に出回りました。

その中でも特に有名なのが1689年(元禄2年)に訪れた松尾芭蕉です。
この芭蕉の旅⽇記は「奥の細道」として、現在でも多くの⼈に読まれています。

https://www.matsushima.or.jp/charm/history.html

奥の細道とは

おくのほそ道(奥の細道)は、芭蕉が崇拝する西行の500回忌にあたる1689年(元禄2年)に、門人の河合曾良を伴って江戸を発って、奥州、北陸道を巡った紀行文である。
全行程約600里(2400キロメートル)、日数約150日間で東北・北陸を巡って、元禄4年(1691年)に江戸に帰った。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%81%AE%E3%81%BB%E3%81%9D%E9%81%93


静かな「和」の風景


当日は、東京へ戻りそのあと予定があったため、
松島へは早朝から行きました。

「和」な風景です。
とても静かな時間を過ごしました。

300年以上前に、松尾芭蕉が通った道なんですね。。

電車はおろか、舗装された道もなく、
スニーカーではなく、おそらく草履をはいて。

リュックやキャリーケースもなければ、
宅急便で荷物を送ることもできない。

スーパーもコンビニもなく、
食料の調達も大変だったでしょうね。

それでも未知の場所へ行ってみたい。

情報がないからこそ、
困難な道
だからこそ、
初めてみる景色に感動したでしょうね。

そんな感慨に浸りながら、お昼は海鮮ちらし。

大きなエビが丸ごと一本!
新鮮!あら汁もおいしい!

やっぱり、現代に生まれてよかった(笑)

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