自分の「セットポイント」を見直す
何度も言っていますが、人は「慣れ」の生き物です。
「今のまま」が一番心地よい。
当たり前に思っている、自分の「基準点=セットポイント」。
これについて考えてみよう、というお話です。
「成長」してやっと現状維持
少し前ですが、Twitterのこんな投稿を目にしました。
私たち人生後半のカラダについて、この法則で言うなら、
私たちの筋肉は毎年1%ずつ減っていますからね。
「ありのまま」とか「がんばらない」という言葉。
これ、「がんばり過ぎ」な人に言う言葉だと思うんですよね。
何にもしていないなら、がんばれ!
「がんばらない」は「衰えている」ということですから。
自分の「セットポイント」を知る
人の生活って、さまざまですよね。
運動と食事に気を付け、健康をしっかり意識している人がいる一方で、
毎日、一日中デスクワークで、夜はご飯とお酒でお腹いっぱいで寝る、、
そんな人もいます(以前の私)。
(繰り返しになりますが)毎年筋肉は1%ずつ減少しています。
自分の「セットポイント」が、果たしてどんなレベルか?
カラダを相当衰えさせていませんか?
衰えていることを「歳のせい」と言い訳していませんか。
「セットポイント」は4~5年でリセットされる
以前紹介したこちらの本で、
ダイエットの「リバウンド」について、このように書かれていました。
逆に言えば、4~5年かけて習慣にすればよい。
気が付いたころに「セットポイント」になっています。
90キロあった男性が
先日ランニング会に来ていた男性が、
「以前体重が90キロあった。」
と言っていました。
今は60キロくらいとのこと。
かなり痩せています。
90キロって、男性のターニングポイントなんでしょうかね(笑)
こちらでも書きました。
90キロを超えると、「危機感」を持つのかしら。
その男性は、甘いものをやめ、
ゆっくりランとウォーキングを繰り返したら、するすると痩せたそうです。
本格的に走り始めたのは、痩せてから。
体が軽くなって「走ろうかな」と思ったそうです。
10年くらい経つとのこと。
もう「痩せた」「走れる」状態が、男性の「セットポイント」ですね。
90キロのころを知っている人は、今の姿に驚くでしょうね。
自分の「セットポイント」を少しずつ上げる
40代後半まで、ほとんど運動をしてこなかった私。
20分(約3キロ)、10キロ、15キロ、ハーフ、フル。。
今の生活は、1週間に
・約20キロ×1回 ※ランニング会、メニューによる
・13~14キロ×2回
・オンライントレーニング×2回
ランを3日は空けたくないので、梅雨の合間を気にします。
何もない日は、ローラーでストレッチ。
常に「カラダを動かす」ことを意識しています。
慣れてしまえば、なんてことないのです。
少ししんどいと「ああムリ」と思いますよね。
しかし、「少ししんどい」を「繰り返す」ことに意味があります。
カラダの「セットポイント=耐力レベル」が少しずつ上がりますから。
されど「習慣」、たかが「習慣」
習慣を変えるのは大変。
しかし、変えてしまったあとは、それが「習慣」になる。
大切なのは「やめない」こと。
続ける先に、違う未来が待っていますよ。
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