青森の実家へ2週間あまり帰省したあと、
JRの乗り放題パスを使って、東北を5日間掛けて回りました。
盛岡の次に「遠野」という町を訪ねました。
遠野は、岩手県内のやまあいの町です。
盛岡から電車で、花巻を経由し約1時間半で着きました。
物語のくに
みなさん、「遠野物語」って聞いたことはありますか?
私は聞いたことはありましたが、何かは知りませんでした。
「遠野物語」とは
「遠野物語」の関連本はたくさんあります。
また、たくさんの作家が「遠野物語」を題材にした作品を出しています。
遠野には、「遠野物語」にいわれのある場所や、
「遠野物語」を解説してくれる施設がたくさんありました。
遠野ふるさと村
遠野ふるさと村とは
おとぎ話のような風景が再現されていました。
建物の中も見ることができます。
昔は馬と一緒に暮らしていたそうです。
伝松園
伝松園とは
遠野には、「オシラサマ」という地域の神さまがいます。
「遠野ふるさと村」の民家の床の間にもこのように飾られていました。
一体は女性、一体は「馬」です。
いわれは、このようです。
「千体オシラサマの御蚕神堂(オシラ堂)」
伝松園には、郷土料理を楽しめるお食事処もあります。
伝松園の近くには、カッパが出たといういわれのある
「カッパ淵」もあります。
遠野市立博物館
遠野市立博物館とは
遠野の歴史を知ることができます。
祭りの様子
暮らしの様子
遠野物語の館
遠野物語の館とは
遠野の中心地にあり、まわりは風情のある町並みです。
日本の昔話を体感できる「昔話蔵」、
『遠野物語』の著者「柳田國男展示館」で構成されています。
柳田國男展示館は、柳田國男が滞在した宿「旧高善旅館」と、
東京の世田谷区成城から移築した「旧柳田國男隠居所」で構成されています。
旧高善旅館
旧柳田國男隠居所
アーカイヴに残す大切さ
盛りだくさんでしたね!
遠野は、360度山に囲まれた東北の奥地。
列車も2時間に一本と、決してアクセスはよくありません。
それなのに、こんなにも「見せる」施設が整っていることに驚きました。
地域を「アーカイヴ」に残すことは、地域の誇りになる。
子供たちの記憶にも刻まれ、
地域が残っていく「もと」になるでしょうね。
そして私たちも、日本の歴史や風土の奥深さを知ることになります。
まだまだ知らないことは、たくさんありますね。
=======================
「50代からの未来をつくる」サービスを展開中
=======================
※よろしければ他記事もどうぞ