017 本の上の家
ゆったりした階段があったんですよ。1階から2階へと上がる階段なんですが、ちょっと弧を描いていてね。踏面、蹴上、材質と足が上がりやすい。はじめの数段はね、蹴上も低くてね、踏面も広く取ってあるから自然と歩幅も広くなるの。そうすると上がるのもゆっくりになるんです。幅も広いところでは2m位あったかな。人とすれ違ってもぶつからない。その階段が好きで階段だけ上がりに行ったこともあるくらい。ここで座って壁にもたれて本を読めたら幸せだろうなって想像してた。そんなゆったりした時間を過ごせる階段だった。
今はもう2階のお店が閉店したので階段は利用できない、寂しいかぎりです。
Wクリップの上に、横にした本を階段にして、一番上には煙突付きの家を制作しました。
Wクリップを見かけたら、この上にのせてるんだよなって笑っていただけたら幸いです。
多くの記事の中から、この記事に気付いてくれて感謝です。フォローやスキに励まされています。ありがとうございます❤️