読書まとめ『おひさま あはは』→子どもも親も、自然と笑顔に
『おひさま あはは』 前川かずお
一言でいうと
子どもも親も、自然と笑顔に
どんな人にオススメしたいか
・読み聞かせに苦手意識を持っている人
・読み聞かせをしても子どもが笑ってくれないと悩んでいる人
概要
「おひさまが あはは」「ことりが あはは」。ページをめくれば、お花、子犬、魚など、みんなみんな「あはは」と笑顔にあふれています。声に出して読んでいるうちに、子どもも大人も元気が出てくる絵本です。
0~3歳向けの絵本。「くもんのすいせん図書」から直感でセレクトして図書館で借りていて、娘も自分もこの本がお気に入り。
この本のよいところをまじめに分析してみたので紹介する。
① 「あはは」で自然と楽しくなる
主題の「おひさまが あはは」を受けて、「○○が あはは」が続いていく展開。何度も繰り返される「あはは」を読むときに、自然とテンションが上がって楽しく読める(気がする)ので、子どもも楽しい気分になると思われる。
② 動植物がたくさん出てきてネタに困らない
例えば「ことりが あはは」のページには当然笑っている小鳥が描いてあるが、小鳥だけでなく芋虫や葉っぱや雲も描いてある。子どもがそちらを指差したり反応したりすることもある。複数回読んでも新しい発見があり、話しかけのネタに困らない。
③ 起承転結、オチがある
幼児向け絵本だとオチがないものが時々あるが、この本は明確なストーリーこそないものの、起承転結を感じられる。読後にモヤモヤ感がなく、めでたしめでたし感がちゃんと味わえるので、大人も安心して読める。
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