みえむ未来創成フォーラム2021に行ってきました!
現在、三重県総合博物館(MieMu)で開催中の【みえむ未来創成フォーラム2021「高等学校での地域に関わる学習」生徒成果物発表会】に行ってきました!
場所は博物館内のミュージアムショップ前にある交流展示室、県内8つの高校の地域学習の成果が展示されています。
展示期間は2月22日(火)から3月6日(日)まで、このスペースについては無料でどなたでも見学できます。2月28日(月)は休館日ですのでご注意ください。
みえむ未来創成フォーラム2021って?
三重県総合博物館では、地域の人々が地域の自然と歴史・文化の魅力を学習する機会を提供して、地域に愛着を持つ「人づくり」に取り組んでいます。
今年は、当館が支援している県内高等学校が教育課程内で実施している「地域に関わる学習」を紹介するとともに、生徒の成果物を県民に共有することを目的としています。
(三重県立博物館 HPより抜粋)
毎年テーマを変えて開催しているそうで、今年は学校で実施している「地域に関わる学習」の紹介とその成果物を展示発表しています。
展示発表しているのは、桑名高等学校・神戸高等学校・松阪高等学校・伊勢高等学校・志摩高等学校・上野高等学校・名張青峰高等学校・そして「ウィキペディアタウン@津市安濃町」でもお世話になった、津高等学校の全8校です。
実は津高校の展示スペース内で、ウィキペディアタウン@津市安濃町のことが紹介されているとの情報を頂き、喜び勇んで見学させて頂きました!
※事前に確認したところ、このスペースにある展示内容は全て撮影OK(津高校以外も含め)だそうです!
津高校の展示にアノウサンがいっぱい!
まずは津高校の展示から!様々な学習成果がスペースいっぱいに展示されてました。ウィキペディアタウン@津市安濃町についてもしっかりスペースとって展示してくださってあり、よく見てみるとアノウサンが沢山いて感謝感激!
記録冊子の内容を元に、ウィキペディアタウンの説明や公開時の写真なども。アノウラボの紹介スペースもありました!
記録冊子は持ち帰りできませんが、実物の冊子も展示されています。またウィキペディア公開時に取材してもらった新聞記事もあわせて展示されてました。
ウィキペディアタウン@津市安濃町の取組以外にも沢山紹介されていましたので、他にはどんなのあるのかなーと見ていると、安濃川での探究学習についても紹介されてました!
安濃町で他にも学習してたんです!
これも津高校図書館が主催で開催されたもので、座学だけでなく実際に安濃川で生きもの採取まで行っています。
講師は亀山市を中心にで活動している「魚と子どものネットワーク」代表の新玉さん。実は10年以上前に私も出会い色々とお世話になりました!
「環境保護のためには人と人、団体と団体をつなぐコーディネーターが必要だ」という命題のもと、今だにその活動を続けているのはほんと凄いなー!と感心しきり。
日々の活動はFacebookページでご確認ください。
他校の展示も色々ありました!
津高校以外の高校も、各学校毎にテーマや趣向を凝らした展示内容が印象的でした。
あんまり紹介しすぎるとこれから行かれる方に申し訳ないので、写真で簡単にご紹介!
津高校も安濃町での2つの取組以外にも沢山展示されていますよ!
オマケ|さんちゃんにも会えました!
展示スペースの前に大きな水槽が。そこにオオサンショウウオの「さんちゃん」が飼育されているのを知ってますか?
オオサンショウウオは日本固有種で、岐阜県より西の本州と四国・九州の一部の河川に生息しているそうです。現世種としては世界最大の両生類でその形態が約3000万年前からほとんど変化していないことから「生きている化石」と呼ばれています。1952年には国の特別天然記念物に指定されました。
1992年に名張市内で見つかったオオサンショウウオ、しかし環境的に住みにくい環境だったため文化庁の許可を得て保護し博物館内で飼育することとなったんだそうです。
これまで何度も三重県立博物館を訪れたことがありますが、いつも飼育スペース奥の岩場にいて、その姿をほとんど見ることができませんでしたが、今日見に行ったら目の前にいて、思わずパチリ!
記録はできなかったけど大きくカラダをうねりながら動く様子も見れて、1人感激してました!
三重県立博物館には、ウィキペディアタウン取材でも大変お世話になりました。県の有形文化財でもある「津綟子肩衣」が収蔵されているのもここ!
またもう一度、間近であの素晴らしさを体験したいなーと思いつつ、お世話になった津高校図書館&三重県立博物館に改めて感謝しつつ施設を後にしました。
お近くの皆さん、津高校含めて高校生の地域学習の成果をぜひご覧ください!コロナ禍で地域学習を行うこと自体も難しかったと思いますが、その中でもできること・学べることはあるし、いわゆる学校での学習以外にもこのような機会が大切なんだよなーと再認識できました。
ウィキペディアタウン@津市安濃町の記録冊子はアノウラボの活動拠点にあります(配布はできませんが閲覧のみ可能です)ので、じっくり見てみたい方はぜひアノウラボにもお越しくださいね!
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