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会社のDNAを色濃く残し続けるには~Mission,Vision,Valueを浸透させる3つのアクション~

こんにちは。株式会社Another works代表の大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しております!

今回のテーマは、前回に引き続き「MVV」です。
前回は、MVVの重要性について弊社の事例を交えながらお話しました。

今回は、作成したMVVを、いかに組織に浸透させ、共通言語としていくか、実際にAnother works社が実践している3つの具体アクションをご紹介していきます!

週に1回、全体MTGで必ず確認

MVVの浸透において最も大切なのは、経営トップから発信し続けることです。会社の存在意義や目指す未来、そのために日々すべきアクションを啓蒙し続けましょう。

実際、伝えたと思っていても案外伝わっていないことが大半です。伝えた、という自己満足で終わらず、受け手が100%のコミュニケーションを心がけましょう。

弊社では、毎週月曜日全体MTGを開催し、冒頭で必ずMVVを確認しています。メンバーが自社のMVVをすらすらと口にできる状態は、組織創りの観点で理想的です。この取り組みは、創業1期目から毎週欠かさず続けており、50人規模の組織となった今でも当たり前のように全メンバーに浸透しています。

MVVを全員がよく通る場所に掲示する

伝え続けることに加えて、ふとしたときにMVVを目にできるよう、執務室の入り口に大きな壁紙『Another works Vision wall』を掲示しています。

目にする回数を1回でも増やすことで無意識にもMVVを思い返し、意思決定や挑戦で迷ったときに立ち返れる指標とすることができます。

Another works Vision Wall

他にも、ValueBOOKを作成し、入社時に全員に配布しています。研修資料としても使用し、新入社員が本書を読み込むことで、初期からMVVについて正しく理解し、行動に落とし込めるよう工夫しています。


評価基準と徹底的に一致させる

最後に、Valueと評価基準を徹底的に一致させることが重要です。

改めてValueとは、Mission・Visionを実現するための行動指針です。成し遂げたい未来を実現するために必要なアクションを言語化したValueの体現こそが、会社にとっての評価対象となります。

弊社では、年に1回、全社総会で事業貢献、Valueの体現、そして複業の社会実装に向けて貢献したメンバーを表彰する『Another works Award』を実施しています。その中では、MVP・準MVPのほかに、Value賞を設け、各Valueを最も体現したメンバーを表彰しています。

他にも、MVVを採用基準に落とし込むことも欠かせません。私は全員がMVVを理解し、体現する組織であり続けたいと考えています。そのため、目指すべき未来に組織全体が向かうためには、MVVマッチした人材を仲間に迎え入れる必要があります。明確な採用基準の元、MVVを面接時の質問にまで細分化していきましょう。

MVVにマッチした長く活躍してくれる仲間を見抜くポイントの一つは、候補者が描きたい未来と、自社が描く未来にどれだけ接点を創れるのかです。自社の未来は、所属するマーケットの伸びや想定される自社の成長曲線、そこに伴う採用計画などから描きます。候補者の未来は、現職を選ばれた理由や転職を考えたきっかけ、これからどういう環境を選びたいかなどから描くことができます。面接時にすり合わせ、最大公約数が多く見つかればきっと素晴らしい仲間になってくれるでしょう。

特に初期の 30名は1人も妥協してはいけません。少しでも違和感があれば、たとえスキルが圧倒的でも採用すべきではありません。創業初期はどうしても、自社に興味を持ってくれる方全員が魅力的に見えます。しかし、VALUEなど行動指針にフィットしていないハイパフォーマーが、中長期的に見れば会社全体の成長のネックになることが多いです。少し妥協した◯ではなく、◎の採用を心がけましょう。

ここまで、MVVに向かって真っすぐ進み続けるために重要な3つのポイントをご紹介してきました。今後も、キャリアや働き方、経営する上でのノウハウをご紹介していきます!是非チェックお願いします!


大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
NAOTOMO OBAYASHI 公式ページ
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