ふみふみこ『愛と呪い』
今からご紹介するのは、こちらの毒親をモチーフにした漫画作品の、時が経って尚苦しみながらも葛藤の最中で何かを見出だす主人公の心情を発した言葉です
[あれから20年 今となっては笑い話
でもーーー
変わらず私の胸にあるものは
くすぶり続ける怒り 救われなかった悲しみ]
例えば世界が全て水に沈んで滅ぶ
そんな夢を見た時
ああ これでようやく死ねると
わたしはほっと胸をなでおろし
目が覚めた時
自分がまだ生きていることに絶望する
どうせ全部滅ぶなら 早くなってしまえばいいのに
何もかもめちゃくちゃになればいいのに
苦悩 絶望渇望
信じるものがなくなっても尚 信じるものを追い求め
誰かに何かに助けて欲しいと救われたいと足掻き続けている
それはもう幾重にも祈り重なり
年をとれば取るほど複雑な形状をとるようになってきた
これはもう 呪いだ
沸き上がる怒り
怒りが自分を支えている
そして怒りは、必ず自分も切り裂くのだった。
殺されるべきは私か、世界か
□今回は他者様の漫画作品からの抜粋をご紹介しただけの記事なので、万一にもサポートは御遠慮下さいm(__)m
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