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十三不塔「白蛇吐信」
◆作品紹介
かつて師が語った不可思議な記憶を、とある相手に向けてふたたび弟子が語り直す——陽明学の祖・王陽明とその弟子・徐曰仁(徐愛)が、ありえたかもしれない歴史を辿り直す。しかし、いかなる歴史を辿ろうとも、そこにはそれぞれに応じた悲喜がある。だからこそわれわれは、過去を振り返るときに、未来を描くときに、何かを語るときに、迷い彷徨うのだろう——蛇行する物語。創世神話から外宇宙までを貫いて聳える竹。その内外を這う蛇のゆらめく軌跡の先で、何が語られたのか。ぜひその目で見届けていただきたい。(編・青山新)
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10,618字
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