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サバイバー短歌紹介✨<ユキさん>

こんにちは!プロジェクトメンバーのayaです😊

梅雨明けかと思いきや、束の間の晴れ間の後には警報付きの大雨…_| ̄|○

コロナ関連もなかなか良いニュースにはならず。身も心も疲れている方、多いのではないでしょうか。

さて、本日もあの風チャレンジ「退院日」のお題で募集した皆さんの作品のご紹介の続きです!

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夕暮れに開放感をしみじみと噛みしめさてとどこへ行こうか
                  作:ユキさん

今回はユキさんの退院にまつわる短歌と写真の作品です✨
術後から退院にかけてのエピソードもお聞きしましたのでその一部(中略あり)を併せてご紹介させていただきます。

手術後、痛み・吐き気・管や機械に繋がれて寝返りさえ打てない不快感を耐えに耐え、ようやく悪夢のような夜が明けて、歩行訓練もできた!自由だ!と思ったのもつかの間の朝。
今度は、5秒とじっとしていられないという、異常行動に数日悩まされました。
主治医の診断は「入院ストレス」というもの。強力な睡眠薬で夜は少しだけ寝れたものの、つらくてつらくて。

「大丈夫。お家に帰ればこの異常行動はいずれ治ります」と主治医に言われ、「早く退院したい」と思い続けていました。

退院してお家に帰れた時は感激でしたね。
あぁ、お家のベッドで管に繋がれることなく、巡回の看護師に睡眠の邪魔をされることもなく、静かに眠れるんだ!

そして、やはりお外の空気は良いな。普段の街が輝いて見えるや。
ああ、どこへでも行けるんだ、という解放感をしみじみ感じた気持ちを詠んだものです。

ユキさん、貴重なエピソードを教えてくださりありがとうございました!

思い返せば私も入院中はじっとしていられなくてですね。
いつもベッドに居ないので看護師さんが探して回る毎日だったんですよ。

そのうちに、私の唯一少しじっとしていられる場所がデイルームなのだと看護師さん達の中で浸透し、何かある時には病室よりもデイルームに先に見に来るという妙な入院患者となっていたのでした。笑

ユキさんの、退院時の開放感が目に浮かぶようです。

さてさて、
このような形で、「あの風チャレンジ」ではいただいた短歌や写真を当時の作者のエピソードとともに紹介していきます!
サバイバーならではの写真は、参加者以外の方でも大歓迎ですので”あの風”公式インスタグラム(@anokaze31)のDMよりお送りください!



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