the light of words(50)
・“愛”ゆえに
・犬も強い光の前では目を細める
・雨季 移ろい
・駅前のポストは手紙が旅立っていくより、そこにいつまでもいてくれる感覚 安心感
・落ち葉を見なかった、前を向いてたから
・海岸沿いを走る、野太い JUDY AND MARY
・希死念慮 煌めき
・Saxe Blue (くすんだ青)
・経験が全てではない、それをどう生かすか
・こんな日常がだらっと続けばいいと願う心
・彩度、さよなら
・しあわせ
・少しだけ自分に優しく 少しだけ強く
・咳
・喪失、卒業、そうなりたいと思えること
・田んぼの認識 あめんぼ → Lily Chou-Chou
・違うと言えない弱さ、違うと言わせない弱さ
・追伸 : だいたいそこじゃなくていい
・手の安心感、暖かさ
・ともだち
・泣きたいような日の光
・人間
・ぬいぐるみに囲まれる生活
・寝ること、一番の錠剤
・ノスタルジック@青春墓場
・花の名前がすぐ思い出せる人
・否定出来る優しさ ひとりぼっち
・#S.踏切でハッピーエンドの映画
・返信、遅らせる宝箱
・星。またはそれになりたいと願う、輝き
・前髪を切りすぎる人生、分かっていた
・みんな優しすぎる ⇐ 悪いなんてことはない
・群れたちへ
・めっちゃ、とても、ほんとうに
・もさもさのアルパカ もっともっと
・優しい世界.co.jp
・夕暮れ Euphrasie(cosette)─祈り
・夜は寂しくないと思える孤独、それは強さ
・礼賛、噛み付くチワワ
・Re:from子宮 世界は変わらない
・留守電に残った「明日、公園で遊ぼう」
・冷酷な「ごめんね」、晴れて卒業の意
・Losing music, losing color from the world ─ いつも君から始まってたじゃん
・忘れても忘れない
・おかえり、おやすみ、もう会わないよ
・ん。で渡す愛情、ポケットで崩れる日常。そういう風に僕らは出来ていた。
解説 :
末尾に付け足す文章は蛇足だと誰かが言っていた。だとすれば追伸も要らないのではないかということになるが、そうすれば世界からドラマチックが少しほど減ってしまう。ただでさえ手紙という文化が電子機器の発達で衰退しているのだから、岩井俊二は時代遅れになってしまうのではないか。
末尾に書く文章としては解説というものがある。主に短歌や古文などに見受けられるが、たしかにそれを“解く”のであれば読む必要がある。でも答えが全て分かってしまう映画なんて優しすぎるし、面白くないよね。つまりこれは解説ではなく、そんな言葉の皮を被った散文。解説という言葉がなんかかっこいいから使ってみただけ。
the light of words(50) ── 私的夏の50音辞書、「あ」から「ん」の中で紡がれる7月から9月までの記憶。あ行の冒頭、「愛」から始まり、音節主音の「ん」で終わる。
そんな散文もここで終わり。
君の匂いも残さないまま消えた夏もまた来年。
追伸 :
かっこいいことなんて書けないけれど、ここまで読んでくれたあなたの幸せを願っております。
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