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コンチキチンが聞こえる 祇園祭 町会所

 祇園祭は昨日前祭の山鉾巡行が行われましたが、鶏鉾の車輪のトラブルに熱中症と大変だったようですね。(^^;)

 で、こちらは相変わらず宵宵山の続きです。

 祇園祭のすごさは何か?いろいろすごいところはあるんだろうけど、私はこの祭が1000年余りにわたって脈々と続いていることだと思うのです。祇園祭の山鉾を継承する山鉾町の町会所では、保存会の方々が中心となって伝統を大切に次世代に伝える努力をなさっています。
 ところで、この各町会所では祇園祭の期間中、山鉾にのせる懸装品や御神体人形を一般の方にもご覧いただけるように展示をされています。これは見事な美術品の数々を間近に鑑賞できる貴重な機会でして、しかも、各町会所によって飾り方も工夫されているので、それぞれが「町家丸ごと一軒を使った美術館」さながらなんですよね。(^^)

こちらは外にある山にかけてある幕。雨に濡れても大丈夫なの?と心配になって尋ねてみたら、
これらはレプリカだから大丈夫。本番用のものは全部町会所の中にあるんだそうな。

 さて、というわけで、今回私が悪友の誘いに乗ってお邪魔させて頂いたのは山伏山の町会所であります。

豪華絢爛なタペストリーに描かれた様々な龍たちを眺めながら奥へと進んで、ここが一番奥。

 で、山伏山保存会のメンバーをしている友人の粋な計らいで、ここから我々は一般には入れない町会所の2階へ少しだけ上げて頂くことに。(^^)

急な階段を上がってすぐの奥の間には祇園牛頭天王の祭壇が。全員居住まいを正して手を合わす。
そして、室町通に面した間に鎮座される山伏様。そのご尊顔を間近に拝し奉るの図。w
このアングルでこちらの山伏様を撮らせてもらうことは、たぶんこの先一生ないだろうな。(^^;)

 人でごった返す室町通りを眼下に眺めながら、山伏様は一体何を思っておられるのでしょう。(^^)

こちらはお土産にいただいた山伏山のちまき。(^^)


 山伏山保存会のみなさん
 どうもありがとうございました。m(_ _)m


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