見出し画像

サトイモの収穫 その2 脇芽を欠いた株と放置した株を比べてみたら!

 今日から11月。もう11月。今朝24ヵ月連続投稿のバッジが届きました。w

 さて、11月と言えばいよいよサトイモが美味しい季節です。我が家の畑でも順に収穫をして美味しくいただいているところです。

 ところで、以前の記事のコメント欄でパパ防災士:牛尾崇彦さんにサトイモの脇芽の処理については、
・脇芽を欠くと数は減るけど1個ずつが大きくなってサイズがそろう。
・脇芽を放置すれば大小いろんな大きさのサトイモがたくさん採れる。
と教えていただきましたので、試しに幾株かの脇芽を処理して比較実験をすることにしたのでした。(^^)

 それでは、両方を比較しながら収穫してみましょうかね。ちなみに両方ともよく育って、真夏の最盛期にはどちらも草丈が2mにもなった株です。

こまめに脇芽を欠いたセルベスの株です。一本だけが太く育っていて直径は10㎝オーバー。
こちらは脇芽を放置したセルベスの株の様子です。脇芽もよく育って大きくなっていますね。
両方とも孫芋をバラさないように丁寧に掘り上げて、
それをそのままホースの水で土を洗ってみました。
こちらが脇芽を欠いたセルベスの株の地下茎です。
で、こちらが脇芽を放置したセルベスの株の地下茎。
両者を並べてみました。左が脇芽を欠いた株で、右が脇芽を欠いていない株です。
脇芽を欠いた株には大きな小芋がなくて、どれも良いサイズ感。合計25個でした。
脇芽を欠いていない株は小芋が大きくて、しかも、孫芋も案外大きいですね。合計24個でした。

 うーん、今回の結果では、脇芽を欠いた株はもっと芋の数が減って1個ずつが大きくなるかと予想していましたが、そうでもありませんでした。どれもそこそこにいい感じです。これはつまり、小芋が大きくならないからサイズが揃うということなのかな。
 一方、脇芽を放置した株では小芋が随分と大きくなっています。大小いろんな大きさの小芋や孫芋がつくっていうのはこういうことなんですね。もっと数があるかな?と思いましたが、今回は脇芽を欠いた株とほぼ同じ結果となりました。

 近所のオッサン達は一生懸命に芽かきをしておられますが、いやこれ、どっちがいいんでしょうね?

ちなみにこちらは、今回ついでに起こした土垂です。親芋を種芋にして植えたら一株でこの収量!

 うーん、圧倒的。こうなるともはや芽かきをするしないの問題じゃない気がしてきました。その議論を斜め上に超えてこれはもう親芋一択かな。www

 本日の結論

親芋を種芋にして、芽かきはせずに放置栽培

 セルベスは大きく育った小芋も親芋も美味しく食べられますから、これが一番良さそうですね。
 ただ、土垂の親芋や大きく育った小芋は美味しくないので、芽かきをした方が小芋が小さくていいかもしれません。(^^)


いいなと思ったら応援しよう!

annon
サポートしていただけるとうれしいです。いただいたサポートはよりよい記事を書くために使わせていただきます!

この記事が参加している募集