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いよいよ開店した韮の花食堂ですが、今年はなぜかお客が少ないのです

 今年の夏は畑で見かける昆虫がうんと減りました。あんなにたくさんいたカメムシでさえ、今はほとんど見かけません。毎日その姿を楽しく観察していた子カマキリたちも、どこへ姿をくらましたのか8月半ばから1ヶ月近くその姿を目撃していません。
 飛来するチョウの数も例年より明らかに少なくて、今が盛りと鳴き暮らす草むらのバッタやコオロギたちの数もかなり少ないのです。

いい感じで咲きだしてるのに開店休業の韮の花食堂。^^;

 そんな中、今年も畑の韮の花食堂がいよいよ開店しました。
 ところが、韮の花食堂もやっぱり例年に比べてうんとお客が少ないのです。去年はじっと待ってるだけで、次から次へと千客万来だったのに、ほとんど昆虫が来ていません。

 ちなみにこちらは去年の様子。大入り満員です。

やれやれ、2日がかりでやっとハナムグリをキャッチできました。

 これはどういうこと?
 それはこの夏の猛烈な暑さの影響かもしれません。

こちらはフタモンアシナガバチですね。夕方になってから姿を見せてくれました。

 変温動物である昆虫は一般的に気温20~25℃、湿度60%程度で活動的になり、30℃を超えると活動が鈍くなります。

いつもならたくさん見かけるツマグロキンバエもちらほらいるだけです。

 あのしぶといイメージのゴキブリでさえ35℃以上では高温障害が見られ、40℃を超えると致死状態になるとどこかに書いてありました。

常連のアリたちだけは日中も元気です。

 昆虫が減少すると、生態系や人間の暮らしにさまざまな影響が及ぶ可能性があります。

・食料不足につながる
 昆虫は植物の花粉を媒介するため、多くの農作物が受粉して実を結ぶことができます。花粉媒介者の減少は世界の食料供給の35%を脅かす可能性があります。
・鳥などの捕食者が減る
 昆虫は鳥や魚などの脊椎動物にとって重要な食糧源です。昆虫が減ると、それらを捕食する鳥などの生き物も減る可能性があります。
・生態系のバランスが崩れる
 昆虫は有機物の分解や水域の浄化、肥沃な土壌の維持など、生態系の基盤を構成する存在です。一つの虫が絶滅すると、それを取り囲んでいるコミュニティにも影響が及ぶ可能性があります。

 世界中の昆虫の40%が「劇的な減少率」で個体数を減らしていることが調査で明らかになっています。その原因として、集中的な農業や殺虫剤、気候変動などが挙げられています。

「昆虫が減ると世界はどうなるのか?」と生成AI Search Labsに尋ねてみたらこんな回答でした。



 酷暑で昆虫の絶対数が減る。
 これはかなり深刻な出来事かも。^^;


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