RENT
Without youを観て半年くらいだろうか。先日RENTの公演があるとの事で、観てきた。
初めて訪れる会場は、オープンして少し経ったSkyシアターMBS。ネットで寒い寒い、と情報を得ていたので、夏用のジャケット片手に。座席の配置は千鳥になっていて観やすい、との事だったので、1F後方ではなく2F注釈付最前列にした。
音響や照明が近いが、ステージが全体的に観やすく、前の手摺りの高さも丁度良かったので、余りストレスを感じずに観ることができた。推しの公演でなかったからかもしれないが。座席は前評判の通り、ふかふかで座りやすい。注釈付きなのに金額が一緒だったのは少しうーん、だったが。公演がはじまる前は、少し暑いくらいだったが、途中から寒くなってきたので幕間でジャケットを羽織った。劇場の仕様の問題なのか設定温度の問題なのかはわからないが。どなたかが投稿されていた寒いエリアの手描きマップを参考にさせてもらった。(調べたら下記ayaさんて方のツイートだった)
ちなみに私の座った席は上着あって丁度良いでした。半袖は寒いかも。
ようやく本題。RENTは全編英語のブロードウェイミュージカルなのでキャストはもちろんブロードウェイキャストなのだが、その中で1人だけ日本人キャストの山本耕史さん。しかもマーク役。お恥ずかしながら山本耕史さんはKingdomの映画以外でほぼ拝見したことが無かったのだが、彼の努力は凄まじいなと感じた。記憶力と表現力に長けている。日本語で3時間の台詞を覚えるのも大変なのに、(これはわたしの体感だが)全編英語。正しい台詞を正しく出さないと成り立たない。周りはアメリカ人の中でただ1人日本人キャストとして選ばれるのは、相当凄いと思う。プレッシャーもあっただろうし、日々のコミュニケーションどうしてるんだろう、とかそんな余計なお世話みたいなことを思った。調べてみたら日本版RENTでマーク役を何度かされていたようだ。それでも素晴らしいと思う。堂々としていてカッコよかった。
モーリーン役のクリスタル・ケイさんはところどころお茶目な感じを出してきていて、面白かった。
ブロードウェイミュージカルはとてもmusicなんだな〜と感じた。日本のミュージカルとは全く違う。日本のミュージカルはどちらかと言うと、セリフがあって、歌いだして、またお芝居に戻るようなイメージだが、RENTはほぼ全編歌と言っても差し支えないぐらいの歌歌歌ちょっとセリフで歌と言うような構成だった。ところどころ追いつけておらず、突然エンジェルが亡くなったシーンはえ?!となってしまったが。Without youでも聴いたSeasons of Loveが聴けて良かった。ストーリーの補完の為にまだ観れてない映画版をそろそろ観ようと思う。
Anne