アチャン•チャー師 真実で無いものの裏側に真実がある
ただ座り呼吸の出入りを観ていることでさえ
その中にも心が騒がしく落ち着きが無いのです
なぜそのようになってしまうのか観察したことはありますか?
このようなことは私達が抱える問題なのです
なぜならば
それがダンマというものは
その様な真実の状態の下にあるからです
真実ではないものの裏側に
本当の姿が隠れているからです
”「変わらないこと」という偽りは「変わり続ける」ということの上に有る”のです
しかし
私たちは
「全ての事は変わっていく」ということを解っていないのです
ですから
それを(変わらないものとして)持ち続けるから苦(ドゥッカ)が生じるのです
「私たちは真実を受けいれる」ということを
よく観察するのです
私たちが観えず受け入れられないこととは
アニッチャン(無常)・トゥッカン(苦)・アナッター(無我)という真実なのです
しかし
その真実が受け入れられないので
苦(ドゥッカ)が生じ
心が落ち着かなく騒がしくなってしまうのです