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死ぬ日までダンマと共にいる⑪ルアンプー・プラモート師
(続き)受(ヴェータナー)にはもう一つあります
それは心の受(ヴェータナー)です
これはとても訓練しやすいものです
私たちはこのように心の感覚を感じます
”今、私たちは楽なのか苦なのか
それとも楽でも苦でもないのか”
その感覚を感じ続けるのです
そして観察し続けるのです
すると次の段階では
智慧が生じ受(ヴェータナー)の真実が観えるのです
それは
受の楽も苦も
不苦不楽も捨(ウペッカー)も
生じては滅するということです
例えば
私たちが映画を観に行ったり
コンサートに行ったりすると
楽しくて幸せです
友人に楽しくて幸せだったことを話をしたりします
心の中に幸せがあるのです
私たちはそこで
サティ(感覚)をもって観るのです
”幸せは一時的で”
”やがて消えて無くなる”と観るのです
幸せでうきうきする気分を求めるのですが
その本当のそれを見つけるのは難しいのです
そして努力して見つけると私たちは
幸せだったことを保持しようと大変に努力するのです
それを見つけた幸せならば
今度はそれを保持しようとするのです
しかし
最後はそれを保ち続けることは出来ないのです(続き)
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