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ブッダ最後の言葉 アチャーン・ククリット師

仏教仲間のしのさんのツイートを見ていましたら

ブッダ最後の言葉のパーリ語の解釈をされており

大変興味を持ったのでタイのお坊様の解説を調べてみました

====以下=====

ブッダの最後の言葉は

縁起そのものの事ですね

ワヤ・タンマー・サンカーラー

アッパマー・テーナ・サンパーテーターティ

サンカーラ(行)が減衰することは自然なことです

あなた達は

放逸で無いように

それ以上ブッダは言葉を発することはありませんでした

パリニパーン(涅槃)です

私達は残りの生を

価値のあるようにしなければなりません

役割を十分に努める

善い仕事をする

人生のこの機会を

ブッダの教えを広めることに使うのです

ブッダの言葉を広める事に使うのです

人々がブッダの教えを学ぶことを誘(いざなう)のです

でなければ

時間が尽きて

徳が尽きたとき

あの時

やっておけばよかったと

後悔してしまうのです

弟子たちに

「パティッチャサムポパーッ、サカティ~(縁起)」と

詠みあげさせればよかったと

後で後悔してしまうのです

もう何もすることが出来ないのです

しかし

もしも弟子たちを

ブッダの世界に誘い

そして定まることができるのならば

向かった先の

自分自身の国で

ダンマが広がるのです

遠慮せずに

恥ずかしがらずに

他の事には目もくれずに

ダンマを広げるのです

そして

原因と結果があるのです

何が善いことの原因であるか

すべてに答えることが出来るのです

そして私たちは

見つける事の難しい

5つの宝石(ラタナー)の一つの

信(サッダー)を持つことになるのです

恩を忘れない

恩を返すことが出来るのです

ブッダの教えの価値を知り

そのお返しをすることが出来るのです

ブッダは涅槃(パリニパーン)なのですから

もういません

そして何をしなければならないのか

一生懸命に

法の実践をすること

それから

ダンマの真実を

広げるのです

仏暦2565年3月20日



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